こんにちはアルコンです。今回はららぽーと福岡にあるガンダムパーク・GUNDAM SIDE-F内にて限定販売されている「RG MSN-04FF サザビー」のレビューです。発売日 2023年4月22日
このサイト内では今回のキットをサザビーffと記載しています。
νガンダムFFのレビューはこちら
箱にはサイドFとガンダムパークのマーク。大きさは元のRGサザビーよりも厚みが増しました。
本体
GUNDAM SIDE-Fがオープンして1年経ち遂に立体化。RGサザビーに新装備「ダブル・ホーン・ファンネル」が追加されたものです。ベースのサザビーの構造はそのまま、一部成型色が変更されています。大型キャノンを2門装備したような状態で、これまでのサザビーにない重装化した姿になりました。
ダブルホーンファンネルは元のファンネルがあったコンテナに取り付けています。その為同時装備は不可、する場合は改造必須となっています。2本取り付けても倒れることはありませんが、安定させるため画像ではスタンドで支えています。
ファンネルは可動軸があり正面に向けることが出来ます。この状態でも姿勢は維持出来ます。
付属のリアリスティックデカール。他のシール類はありません。
RGサザビーと比較(上がサザビーff)。新規武装分種類が増えました。色味の変化はありませんがシールドに貼るエンブレムがHG等に使用されている従来のものになっています。
ビーム・ショット・ライフル、ビームサーベル2本、ビーム・トマホーク、シールドに加えダブル・ホーン・ファンネルが新規に付属。
ハンドパーツは握り拳とサーベル用持ち手、平手、ライフル用持ち手(右手のみ)。シャアフィギュアとアクションベース接続パーツが付属。
ダブルホーンファンネルとνガンダムのロングレンジ・フィン・ファンネルに取り付けるハイパー・ビーム・サーベルエフェクトパーツが新規造形で付属。クリアーグリーンがサザビー用、ピンクがνガンダム用です。
大きいエフェクトは左右分割。
同じような見た目ですが、それぞれに合わせた構造になっているので入れ替えて付けることは出来ません。
ダブルホーンファンネル用ジョイントとアクションベース5が付属。
ジョイントは連結出来、ダブルホーンファンネルを繋げるためのもの、分離させた状態のアクションベース用ジョイントとしての機能を持っています。
元々装備していたファンネル6基とコンテナパーツが丸々余ります。ビームトマホークに取り付ける大型サーベルエフェクトが今回は余剰。
νガンダムffとは違い、不足パーツが無いので差し替えればノーマルサザビーが組めますし、サーベルエフェクトは問題なく取り付けられます。
比較
元のRGサザビーと比較。シルエット、内部構造は一部を除いて変わっていませんが成型色が一部変更されています。
ファンネル・コンテナのパーツがダブルホーンファンネルに合わせて新規造形。
綺麗な分割でなくてごめんなさい( ;∀;)
変更点はサザビーFFの方が外装の赤がより鮮やかになりツートンが強調されています。パイプやノズルの黄色いパーツはオレンジイエローになりました。胸部、フロントアーマーに使用されているレッドは(おそらく)双方共通です。
マニピュレータ、関節も変更。ベーシックなグレーからダークブラウンのような色になり、外装のレッドが際立つようになっています。
ランナーの関係でビームショットライフルもグリップやマガジンも変わっています。
下がサザビーFFのカラーレシピです。色の指定が1色減り、シャアのレシピがありませんでした。
ダブル・ホーン・ファンネル
新規造形の新装備「ダブル・ホーン・ファンネル」。サザビーと同じくツートンで、合わせ目が出ないパーツ構成になっています。
両側面にグリップ、後部にはブースター4基が付いています。
グリップには可動軸が付けられており通常時は折りたたみ、手に持たせる時に起こします。
コンテナに取り付けるジョイントは展開、格納が出来ます。
ジョイントで連結させ、後部のフィンを展開して「ハイパー・メガ粒子砲モード」に変形させられます。連結用パーツはアクションベースへの接続ジョイントにもなっています。
持たせる際はグリップ、腕部への接続ジョイントを起こします。
ダブルホーンファンネルを持たせた状態。トンファーを両手に持たせたような出で立ちで、非常に攻撃性が高まっています。この状態でも姿勢は維持出来ており倒れたりしません。
重量ある武器ですが両手を上げて頭上に向けたり正面に構えたりすることが出来ます。
装備させた状態でHGジェガンと比較。機体の差がそもそもありますが埋まらない戦力差がさらに広がりました。
ビームを出さなくてもそのまま殴り倒せる質量があります。
手に持たせて使用する「ハイパー・ビーム・サーベルモード」用のエフェクトパーツは左右に取り付けてから先端に差し込みます。
ZZガンダムのハイパービームサーベルを凌駕する見た目の「ハイパー・ビーム・サーベルモード」。先端のエフェクトはファンネルとほぼ同じ大きさという凄まじいボリュームです。
HGジェガンより大きく、MS相手にはオーバーな出力となっております。
巨大すぎてスマホカメラの画角に収まりませんでした。これまでに1/144サイズのプラモデルにここまで大きなエフェクトがあったでしょうか(;’∀’)
重いうえに長いのでバランスが取れず、真っすぐ持たせてポーズを取らせる際はスタンド必須です。真上に向けてなら何とか可能ですが非常に不安定でここから腕を伸ばすのはNG、関節が耐えられず折れる未来が見えます。
ライフル、シールドを持たせた状態。重厚なサザビーに重武装というロマン溢れる仕様です。
大型ファンネルは装備した状態でも射出してもボリューミーで画に迫力が出ます。
νガンダム用エフェクト
νガンダムのファンネルに取り付ける時も手順は同じ。左右に付けてから先端に差し込みます。
ロングレンジ・フィン・ファンネルに取り付けた状態。こちらも大ボリュームでスタンドなしには持ち上げることが出来ません。ロボット魂で発売されたエフェクトよりも厚みが増して1.5倍はありそうです。
重すぎてνガンダムの関節強度では持ち上げる事が出来ません。色んなポーズを取らせるにはスタンドが2つ必要になります。
巨大エフェクトを使用した白兵戦は迫力ある画になります。両機のエフェクトが長すぎて場所を取るのが難点。νガンダムはスタンドの補助が必須なので構えさせるのに難儀します。
以上、RGサザビーFFのレビューでした。前評判ではカニとかペンチとか言われたりしてサザビーに似合わないといった意見を見かけましたが、個人的には違和感など感じませんでした。ダブルホーンファンネルはサザビーに合わせたボリュームで腕に持たせても保持出来るように作られていました(RGサザビーの関節が優秀なだけかも)。PVから1年越しの立体化は期待を裏切らないクオリティで、成型色が鮮やかになり真紅に近くなったサザビー。不足パーツがないのでファンネル6基作れるのも良ポイントです。
キット自体に不満点はありませんが、ハイパービームソードのエフェクトの大きさは賛否分かれると思います。迫力はありますがポーズが取らせ難く、νガンダムに至っては保持すら出来ません。あとファンネル1つ分のエフェクトなのは残念。コストや商品価格に影響が出るのでしょうが、2つのファンネルからビームソードを出したポーズを取りたかったです。
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