こんにちはアルコンです。今回は「HG FUTURE CENTURY ノーベルガンダム」のレビューです。発売は2011年（レビューに使用しているのは再販されたものです）。
全体
付属シール。カメラアイや体のラインを再現するのに使用します。
付属品はビームリボンのグリップ2本、スタンド接続ジョイント、ビームリボンエフェクトパーツ用の重し。
ハンドパーツは平手、武器用持ち手、ピースの形をしたもの（左手のみ）、ゴッドガンダム用の劇中シーン再現ハンド。
ビームリボンエフェクト。薄く、シートに貼られた状態で付属します。
シートから剥がした状態。直線のものが2つ、長さが異なる円が3つ付属します。
今回のキットには台座も付属。成型色はクリアホワイト、長さと角度が異なる支柱が1つずつ、支柱延長パーツが1つ付属します。
機動武闘伝Gガンダムのネオスウェーデン代表のモビルファイター、ノーベルガンダムのHGです。全体的にアレンジは控えめでの立体化です。カメラアイ、首元の白ライン、胸部の緑、左もものラインはシールですがその他は成型色で色分けされており、無塗装でも劇中イメージの仕上がりです。バルカンや肩等細かい部分は塗装が必要になります。
各部接続にはポリキャップは使われておりません。ゲート跡はありますが合わせ目が出ない設計になっており、胸部のリボンや髪（のような冷却フィン）、ハイヒール等のクオリティが高く、造形にこだわりを感じます。ハイヒールなので接地面積が少ないですが問題なく自立出来ます。
可動域
頭部接続はボールジョイント。前後に動かせるようになっています。
細かく分割されているので合わせ目が出ないようになっています。
そのままだと髪が干渉して顔を左右に向けることが出来ません。髪の接続もボールジョイントとなっており少し浮かせることによって顔が左右に振れるようになります。髪の接続は緩めなのでなびいたように横に向けたりすると外れます。
腰の接続はBJで旋回は良好。左右に少し傾けることも出来ます。
腕は水平になるまで上げられます。肘は90度までしか曲げられません。
肩の引き出しはなく可動範囲は狭め。
腰アーマーは前と左右が可動。後ろ側は動きません。
股関節は上下に動くようになっています。
脚部は横一文字に開けます。膝は90度なでしか曲がりませんが膝立ちは可能です。
足裏は肉抜き穴があります。
ポーズ
肘、膝が90度までの可動ですが腰に手を当てたりは問題なく可能、左手をピースに変えて可愛いポージングも出来ます。
ビームリボンは薄いフィルムのような造り。グリップに取り付ける際は先端を折り曲げて差し込みます。
付属のスタンドを使用してポージング。エフェクトはカーブがかかったものも付属しているので、劇中のリボンを操っている姿が躍動感そのままに再現出来ます。
エフェクトの先端に赤い重しを付ければ安定して飾れます。長さを変えて表情が付けられるのが良いです。
別売りのゴッドガンダムに付属のハンドパーツを取り付ければ、ノーベルガンダムをお姫様抱っこするシーンを再現出来ます。但しゴッド側の手首が緩めなのでそのまま載せるとすぐ外れてしまいます。自立も難しいので本体をスタンドに取り付け、位置調整してから手首取り付けた方が再現しやすいと思います。
以上、HGFC ノーベルガンダムのレビューでした。アニメの細身スタイルを合わせ目なしで立体化、色分けも細かくされている良キットだと思います。関節の可動域がもう少し広ければと思いましたがポージングに不自由は感じませんでした。気になる点は足首の接続強度。動かしているとそこそこ外れるので注意が必要です。
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