HGFC シャイニングガンダム レビュー

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ガンプラ

こんにちはアルコンです。今回は「HG FUTURE CENTURY シャイニングガンダム」のレビューです。発売は2011年(レビューに使用しているのは再販されたものです

全体

機動武闘伝Gガンダムの前半主役モビルファイター、シャイニングガンダムのHGです。劇中に近いデザインでの立体化で、モールド等のアレンジは殆どありません。大まかな色分けはされていますがカメラアイや黒ライン、側面の青い部分はシールで補い、マシンキャノンやブースター等一部は塗装が必要になります。関節各部はポリキャップ接続です。ハイパーモードへの変形は一部差し替えで、展開部分は一旦取外し位置を付け替える方式になっています。

HGオリジン版ガンダムと比較。設定では16.2mということでモビルスーツよりも小柄でスリム、拳1つ分の差があります。

コックピットであるコアランダー。細かいモールドはありますが色分けはシールで補うキャノピーと下部のホワイトのみ。

キャノピーが垂直に可動するように出来ているので差し替えなしで本体に取り付けられます。

カメラ等のシール。最低限必要な部分を補う位の量です。

付属品は長さの違うビームソードが1本ずつ、腰のサイドアーマー、ビームソード用持ち手、スーパーモード時の頭部。

エフェクトでビームソード刃(長短)、シャイニングフィンガー再現の手(左右)、劇中で見せた右手の巨大シャイニングフィンガー、シャイニングフィンガーソードが付属。

シャイニングフィンガーソードには刻印があります。

可動域

頭部はボールジョイント接続。よく動き前後にも振れますが上下の可動範囲は狭いです。あと個体差あるかもですが接続が緩めです。

腰もボールジョイント接続。旋回出来ますが脇腹に可動域は設けられていないので、上体起こし等は出来ません。

腕はボールジョイント接続で水平になるまで上げられます。ポリキャップ接続ですがスイング機構になっており、両腕を前に突き出して拳を重ねることが出来ます。

上腕と前腕で可動軸があり深く曲げられます。

腕には防御に使用出来るカバーを装備。内部にはブースターが格納されています。展開させるには取り外して裏側のピンを起こして再度取り付けます。

腰アーマーはそれぞれ可動しますが裏打ちパーツはありません。

股関節はロール軸。脚部は前後左右ともに可動域広めです。

腕部同様に深く曲げられます。

足先はボールジョイント。足首にも可動域が設けられているので前後の振れ幅が広いです。

脚部側面はバーニアがあり通常時はカバーがされています。展開させるにはカバーを一旦外し角度を変えて取り付けます。展開用のジョイントはありません。

ポーズ

完ぺきとはいきませんが、広くて柔軟な関節をしているのでキャリアーでの待機状態、起動までのポーズが取れます。

肩のスイングにより拳を突き出すポーズがストレスなく出来るのがよいです。

ビームソードも縦横無尽に振れますが手首関節の都合(BJ接続)で両手持ちは厳しいです。

頭部を差し替えて「バトルモード」に。展開ギミックではありませんが、差替えによりシャープな造形を維持しています。

手首を必殺技の「シャイニングフィンガー」に差し替え。

第一話やその後の必殺バンクのシーンを再現することが出来ます。肩の可動が優秀なのでビシッと決まってカッコイイです。

続いて「スーパーモード」へ変形させます。肩アーマーの白部分を外し、一段上の溝に付け替えます。

つま先を外して一段前に付け替え、左右のガードを下げます。

最後に脚部バーニアを展開させれば「シャイニングガンダム スーパーモード」の完成です。ジョイントによる展開ではありませんがシンプルな構造なので簡単に再現させられました。

スーパーモード時にのみ使用できる必殺技「シャイニングフィンガーソード」。ビームソードと同じように正眼に構えることが出来ます。発動時には手が光るのですが握り手のクリアパーツがないのが残念。

上段に構え、敵めがけて振り下ろす劇中ポーズが取れます。アクションベースを使えば躍動感アップ。

劇中シーンを再現する巨大なシャイニングフィンガー。取付は通常サイズのシャイニングフィンガーに被せるだけ。但し保持力が緩いのですぐ外れます。別売りのHGマスターガンダムにも同様のパーツが付属しているので2体の対決を再現させることが出来ます。

以上、HGシャイニングガンダムのレビューでした。大きなアレンジはせず劇中スタイルを再現したキットで、少ないパーツ数にも関わらずモビルファイターとしての可動域を損なわない造りになっています。

但し関節が各部ユルユルですっぽ抜ける箇所もありますので接続強度には難あり。腰の左側に格納しているビームソードも、溝に沿って差し込んでいるだけなので緩くて外れやすくなっております。脚部のバーニアカバーは展開後非常に外れやすくなっているのでスーパーモード時で動かすと直ぐポロッと落ちます。

接続強度は気になりますが接着剤付けてジョイントを太くするなどやりようはあると思います。スタイル、可動域は申し分なしの良キットだと思います。個人的には手刀の形のマニピュレータがあればなお良かったです。

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