こんにちはアルコンです。今回は「HG エルフ・ブルック」のレビューです。

発売日は2015年02月07日 1980円(税込10%) ※メーカーHPより

付属品はビームサーベル2本、長距離ブースター、飛行形態再現用パーツ、台座接続ジョイント。

専用台座も付属。ビームサーベル取付位置の関係で支柱が本体より長くなっております。

センサー、各部のライン、ビーム砲を補うホイルシールが一枚あります。

ガンダム Gのレコンギスタに登場するキャピタル・アーミーの量産型可変MSで腕と脚の長いのが特徴です。武装は指先、胸部等全身に搭載しているビーム砲、脚部に内蔵されているビームサーベル。ビーム砲、各部モールドが良く出来ています。

脚部はハイヒールのような形状ですがスタンドなしで自立します。
カラーリングは成型色で再現され色分けもほぼされています。ビーム砲、メインカメラ、肩と脚のラインはシールで補えます。

G-セルフと比較。頭二つ分大きく、劇中でも大型の部類になります。



2015年のキットですが頭から脚に掛けて合わせ目が出ます。

頭部は細分化されておらず、メインカメラのモールドありますがシール必須。額や側面の造形部分は塗装が必要になります。
BJ接続で自由に動かせます。

腕部、脚部共にBJ接続でPCを使用しています。肩は変形機構の恩恵で水平まで上がり、開脚もそこそこ。腰は変形機構の仕様上可動軸はなくひねったりは出来ません。

肘、膝ともにそこそこ曲がります。肘に関しては変形機構の仕様で完全に折り畳めますがロール軸がありません。

肩のBJは上下に動かせますが前後へのスイングは出来ません。エヴァの肩みたいなパーツはロール軸になっています。

ハンドパーツは内側に肉抜き穴あり。指が繋がっているのでここを削るだけでも見栄え良くなると思います。


ビーム砲発射ポーズ。腕にロール軸がないため細かい表情が付けられません。

ビームサーベルを取り付ける際はすねの装甲と内側の茶色いパーツを外します。

すねにビームサーベル取り付けて踵を折り畳んみます。

大型ビームサーベルを展開した状態は迫力あります。この状態で飾れるようにするためスタンドが高い位置にあります。劇中の腕組みしての展開が印象的ですが肘が回らないため再現は出来ません。

脚を上げてのポージングも出来ます。大型の分迫力も増しています。

長距離任務時に装備する長距離ブースター。フィン、モールドは劇中デザインが再現されています。モナカ構造で側面に合わせ目が出ます。

取付は背中の四角い穴に差し込むだけ。MS時に取り付けると重くて転倒するのでスタンド使っています。

MAへ変形させます。ブースターを装備したまま出来ます。先ずは胴体、脚を外し胸部を起こします。

胸部のオレンジパーツをスライドさせてロックします。

腕を折りたたみ、指が正面に向くように肩を回転させます。頭部を押し込み、とさかを変形用の物に差し替えます。

肩を90度上げて胴体と水平にさせます。

脚の内側にあるパーツを外し、かかとを畳みます。

変形用ボディに脚を取り付けます。


胸部に変形用ボディ取り付けてMA形態の完成です。脚部を翼にするという独特なデザインですが綺麗に纏まっており、航空機のシルエットになっています。

付属スタンドに取り付ける際はMA時専用パーツを使います。

専用スタンドに載せるとこんな感じです。
以上、HG エルフ・ブルックのレビューでした。シールで補う箇所はあるものの、成型色、ディテール、スタイル等再現度は高いです。腕にロール軸がないので腕組み出来ずポーズの幅が少し狭いのが難点ですが変形を差し替え式にしたことにより組みやすさと可動域、MA時のプロポーションを両立させています。
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