HGフルアーマーガンダム レビュー

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ガンプラ

こんにちはアルコンです。今回は機動戦士ガンダムTHE ORIGIN MSDよりフルアーマーガンダムのレビューです。こちらのキットはプレミアムバンダイ限定の商品になります。

素体

1/144スケールでは約40年ぶりに、HG規格では初立体化のフルアーマーガンダム(以降FA)。今回はMSVではなくガンダムTHE ORIGIN MSDでの発売です。造形、関節、プロポーションはオリジンガンダムベースで違いはないですが各所のモールドが増加装甲、武装を取り付けるための穴になっています。関節にはABS等への変更はなくPCが使用され、元キットの構造のままです。

カラーリングはMSVから変わりませんが腕部の配色が変更(画像はMGの取説です)、緑の部分が白になっています。最初はランナーの関係かと思いましたがMSD公式でした。

付属品は握り手、平手、ライフル用持ち手、ビームサーベル2本。

付属シール。ツインアイと腰のVはイエロー、オレンジから選択します。

水転写デカールも付属。機体ナンバーや緑に映える赤いラインもあります。

大量の余剰パーツが出ます。シールドは持ち手部分が無いので持つことも背負わせることも出来ません。ショルダーキャノンも付いてきません。

オリジンガンダムと比較(デカール貼り、つや消し吹き)。同じパーツで構成されているのでプロポーションやモールドに違いはありません。アンクルガードのデザインと増加装甲の取付穴が見て分かる変更点です。

膝の内部フレームが新規造形。形状、ディテールが変更されFAでは丸みを帯びたものになりました。

オリジンでは可動に合わせて動く膝が固定になりました。

可動域も優秀な設計だったものを引き継いでいるので腕部の引き出しや腰のスイングが広く動かせます。

膝が新規パーツになっていますが可動域はそのまま。スイング機構により膝立ちも出来ます。

可動域が広いのでバックパックのサーベルに手を掛けられます。武装がビームサーベルのみなのでポーズが寂しい。

オリジンのキットを使用してビームライフル、シールドを持たせてみました。

ガンダムお馴染みのライフルを構えたポージング。

FAガンダム

装甲は一発成型のものが多く、腕部と肩はそのまま差し込むだけで取り付けられます。

スネの装甲は前後左右分割。足先と踵はピンを挿し込んで取り付けます。

簡易増加装甲、追加武器、補助推進装置を取り付けフルアーマーガンダムへ換装。カラーリングと角ばったデザイン、ボリュームアップしたことによりミリタリー感が増しています。装甲はガンダム本体にある溝に取り付ける仕様なので塗装する際は剥げに注意する必要があります。溝に差し込むので元のオリジンガンダムに取り付ける為にはピンのカットをするか同じ位置に穴を空ける必要があります。

増加装甲により腕が水平までしか上がらず、腰が前へ倒せなくなりましたがそれ以外は取付前と変わらない動きが出来ます。

右腕装備の2連装ビームライフル。銃身はモナカ構造、引き金とライフルはMG版のように連結されておりません。

左腕の簡易小型シールドは一枚成型で作られています。

右肩の360mmロケット砲は90度スイングが可能。銃身は真ん中から先端に合わせ目が出ます。

胸部、脚部のハッチが開きミサイル・ベイを展開することが出来ます。

パーツが増えましたが引き出し式関節は問題なし。ライフルを構えたり等様々なポージングが楽しめます。

スタンドを使用すればイラストなどで見かけるミサイル・ベイの発射シーンが再現させられます。

おまけでMG版(塗装済み)と比較。シルエットは同じですが細かいモールドや形状が異なります。

MGはビームライフルの折りたたみ、腰にビームサーベルをマウント、脚部のスラスターの可動等ギミックにこだわっております。

以上、HGフルアーマーガンダムのレビューでした。MGでは増加装甲の取付はゲルシートだったので経年劣化によりポロリする可能性がありました。HGではそのまま被せる、ピンによる取付なので外れるという心配がなくシンプルな構造で着脱が容易なのが良い所です。MGの小型化ではなく旧キットをオリジンガンダムに合うようにデザインしたような印象です。
造形、可動域は素晴らしいのですが気になる点が2つ。1つは武装。ビームライフル、シールドは付けて欲しかった所。もう一つは入手難度でこれが問題。プレミアムバンダイ限定のキットで1次2次と2回受け付けていましたがどちらも在庫10分持たず。人気MSなのは把握しているはずなので、個数制限や受注生産、1次2次合わせて3つまでにするなど対策を考えていただきたいです。

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