こんにちはアルコンです。今回は「MGリ・ガズィ 逆襲のシャアVer」のレビュー兼初代MGとの比較です。
※MGリ・ガズィ ユニコーンVer を所持していないものの感想になります
こちらは福岡県にあるららぽーと福岡 ガンダムパーク・GUNDAM SIDE-F内にて限定販売されている商品です。発売日 2024年4月27日 価格6,600円(税込)
BOXアートはHG版のオマージュになっています。
ユニコーンverとの違い
ネットのユニコーン版レビューを見ての比較になりますが、逆シャア版との違いは成型色とMA形態専用台座の有無とデカールの違いで本体の造形等は同じです。
付属品
取説は表紙、塗装ガイドが逆シャア版になっています。中身は組立以外の記載はありません。
ビームライフル、ビームサーベル 展開、格納の2種が2つずつ、サーベルエフェクト2本、シールドが付属。
マニピュレータはMSハンドが付属。握り、平手、武器持ち手、ライフル持ち手(右のみ)。
変形用ジョイント2つとアクションベース対応ディスプレイジョイント(MS用とMA用)が付属。
パイロットフィギュア(座り、立ち)。
アクションベース1 ブラックが付属。その代わり旧MG、UC版にあったMA用スタンドがなくなりました。
水転写デカールとホイルシール。シールはUC版と同じものですが、デカールはアムロのパーソナルマーク、旧MG版にあったリ・ガズィのロゴが追加され、ロンド・ベルのロゴ等逆シャア用になっています。
組立時にネジを使用します。使わなくてもある程度保持してくれますが、若干フニャっとした感じになります。
BWSも付属。
こちらは余剰パーツの皆さん。UC版より前に発売されたリ・ガズィカスタムの分も入っています。左下の頭部アンテナは逆シャア版の余り。後述しますが頭部アンテナは破損しやすいので捨てずに持っておくとよいです。
逆襲のシャアVer.
サイドF限定で発売されたリ・ガズィ 逆襲のシャアVer.になります。成型色がUC版のダークなものから逆シャアverとしてライトグリーンに変更されました。
プロポーションはUC版からの変更点はなし。初代MGのパーツを使いつつ、新規パーツでスタイル、可動域の拡張をしたアップデートモデルになっています。
可動域
次にざっくり可動域をご紹介。UC版との違いはないと思います。
胴体はBJ接続で旋回良好。肩は90度上がります。
上半身は左右に傾けられます。
引き出し式関節になっているので前後スイングも可能。
肩関節が前に出せるようになっています。
腕は折りたためるぐらいまで曲げられます。
股関節は変形機構の関係で初代MGそのまま。前後スイング等は追加されていません。
スイング機構がなくとも膝立ちは可能。ただフロントアーマーが外れやすいので動かしすぎるとすぐ取れます。開脚幅は狭めです。
肩関節がスイング出来るのでポージングの自由度が高く、BOXアートと同じポーズも出来ます。
ギミック
こちらは初代MG版、UC版と共通です。
胸部ハッチが開きコックピットが見えます。
バックパックにビームサーベルを収納出来ます。カバーを開くと収納部が出てくるようになっています。
腕部グレネードランチャーはスライドさせて展開させられます。
腰部グレネードは裏側にあるつまみをスライドさせて展開させることが出来ます。
初代MG
簡単にご紹介。レビューに使用しているのはデカール貼り、墨入れ、部分塗りしたものになっていますのでご容赦下さい。
初代が発売されたのは2001年6月。価格は現在4,400円(税10%込)メーカーHPより。20年以上前の設計ということで古さを感じてしまいますが、凛々しい顔にバランスとれたスタイルは当時から持っていたようです。
上半身の可動域は狭く、引き出し式関節は持っていないのでスイングは出来ない仕様。
下半身は変形機構の恩恵もあり膝立ち出来ます。
ざっくり比較
脚が長くなって腰の位置が高くなり、上半身のパーツが小型化されてスマートにモデルチェンジしました。
成型色のライトグリーンは逆シャア版では控えめになっています。
頭部は全体のふくらみが抑えられて小顔化。目つきが鋭くなっています。
細かく分割させたことにより各所小さくなり、バルカン、頭頂部センサーが別パーツ化されています。
初代は前後はさみで側面に合わせ目が出る仕様でしたがなくなりました。アンテナが軟質からプラに変わりシャープになりましたが、破損しやすくなりました。
胸部は丸みを帯びたデザインから現代風のエッジ際立つものになりました。
肩関節が追加されたことによりBWSとの接続部の配置が変更されています。初代はハッチ開閉式でした。写真撮っているときに倒れてしまいアンテナ折れています。余剰があって良かった。
バックパックは成型色の変更以外の違いはありませんでした。
逆シャア版の背部はリ・ガズィカスタムのパーツを使った為使わない穴があります。
上腕は共通で中央に合わせ目あり。前腕はパーツ構成が変わり合わせ目が出ないようになりました。
側面のディテールも変更されています。
太もものパーツが変更されたのみで、それ以外は共通です。
太ももはフレーム、外装共に変更され、ロール軸が追加されました。
膝関節の可動範囲は同じ。
付属品
ビームライフルは共通部位は銃口のみ。ディテールは踏襲しつつスッキリした感じになりました。
初代より少し大きくなっています。
細かい部分でディテールが増減しています。逆シャア版では合わせ目がモールド化しております。
ハンドパーツ変更によりグリップに溝が追加されています。
ビームサーベルも持ち手変更によりグリップが太くなりました。エフェクトは共通でした。
シールドは青い部分が変更されていますがぱっと見違いが分かりません。
大きい部分は共通なので裏のディテールも違いは無し。中央のグリップも共通パーツ。上部に取り付けているハンドグレネードは変更あり。
ハンドグレネードは小型化されています。
シールドをBWSに接続するためのジョイントも若干変更されていました。
BW
本体との接続パーツと成型色以外に違いはなし。
まったく同じシルエットですが成型色の明暗はっきりしているので間違えることはないです。
MA形態でディスプレイする際に使う専用ジョイントが付属。
こちらは初代とUC版に付属するMA形態専用台座。シールドをこの上に載せて飾れます。
逆シャア版では台座がなくなりアクションベースが追加されています。UC版が5,830円、逆シャア版が6,600円なのを考えるとベース分上がったようです。
以上、ざっくりですが初代と比較してみました。スタイリッシュになったキットが逆シャアカラーになり、デカールも新規になってとより取り見取りなアイテムになっています。
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