MG ギラ・ドーガ レビュー

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ガンプラ

こんにちはアルコンです。今回は「MG ギラ・ドーガ」のレビューです。
発売日は2013年07月20日。レビューには再販されたものを使用しています。

付属品

2種類のビーム・マシンガンとマガジン2つずつ、シールド、シュツルムファウスト4本、ビーム・ソード・アックスの柄が2種と3つのエフェクト、アクションベース接続用ジョイントになります。

ハンドパーツは指4つを差し替える方式とエモーションマニピュレーターの2種が付属。

差し替え式は拳、ライフル持ち手、アックス持ち手の3種に変更出来ます。親指は根元がBJで動かせます。

エモーションマニピュレーターは指根元がBJ。親指以外には関節が1つ設けられており表情を付けられます。しかし1つなので拳には出来ず何かを持たせる保持力はありません。

ネオ・ジオンパイロットフィギュア(立ちと座り)とアンテナが付いた指揮官機頭部が付属。

指揮官機にする際は頭部後ろのパーツを付け替える必要があります。

センサーを補うホイルシール。擦って写すタイプの転写デカール(ナンバー)、マーキングシールの3種が付属。

本体

こちらがギラ・ドーガのフレーム。シリンダー等細かく造形されております。素材にABSは使われておりませんが、関節はPC接続になっています。

各部動力パイプは軟質素材で再現。溝もあり質感もあります。

「逆襲のシャア」に登場するネオ・ジオン軍の主力MS。機体色のグリーンとダークグリーンのツートンは成型色で再現されています。イエローのノズルも分割されており、センサー類と一部を除けば塗装なしでも設定カラーに近いものが出来ます。

逆シャア時代のMSなのでボリューミー。大きさは約20cm程あります。全体の造形はマッシブですが手足は上半身のゴツさに比べてスマートな感じ。プラモ独自のモールドやディテールは控えめなデザインです。

上半身のスイングは良好でパイプが邪魔をするようなことはありません。ただしパイプ自体は接着等しているわけではありませんのでちょいちょい外れます。

肘は90度以上には曲がります。

肩は引出し式で手を重ねる所まで伸ばせます。肩アーマーは可動軸が設けられているので邪魔になることはありません。

股関節にスイング機構はなし。太ももの付け根に可動軸があります。

膝立ちが楽に出来るほど柔軟な関節を持っています。

開脚も可能。ただし股関節の接続が少々緩いのが気になります。脚を上げるとプラプラします。

頭部はザクⅡ改のBタイプのようなヘルメットタイプ。分割は最小限になっており合わせ目はありません。

モノアイは頭頂部のつまみを動かすことで向きを変えられます。

別売りのガンプラ用LEDライトユニットに対応しており、簡単にモノアイ発光が出来るようになっています。

バックパックは背嚢をイメージしてデザインされたらしく、大型で丸みのあるフォルム。

右肩のショルダーシールド、左肩のショルダーアーマーは内側のフレームも作られています。BJ接続ですが左右で径が違うため、左右の入れ替えは不可。

腰アーマーは前後左右可動し、裏打ちもあります。フロントアーマーはケーブルに引っ掛かりやすいです。

膝を曲げると内部フレームが連動して見えるようになっています

かかとが可動し足首は内外に向けられるので接地性が高いです。

足裏はノズル等のディテールがありますが色分けはされていません。溝が深いのでそれぞれの形状が際立っています。

武装

一般機用のビーム・マシンガン。モナカで中央に合わせ目が出ます。

マガジンが着脱可能。フォアグリップとストックが動かせます。

引出し式関節のお陰で両手持ちも難なく出来ます。

こちらは指揮官機用ビーム・マシンガンでアサルトライフルのようなデザインで中央に合わせ目あり。マガジンが着脱出来ます。

頭部をアンテナに差し替えて指揮官機にすることが出来ます。

サイドアーマーはマガジンラックになっており、形状が異なるマガジンを差し替えなしで格納出来ます。

ビーム・ソード・アックスの柄が2種類付属。ソード用は短く、アックス用が長いものになります。短い方は腰後ろのラックに挿して格納状態を再現出来ます。

エフェクトはアックス、ピック、ソードの3種類でクリアーイエロー。ソードは波打った形状で気合入っている造形。

2枚の装甲板を繋げたデザインのシールド。内側にはグレネードランチャー装備し、シュツルムファウストを4本懸架出来る構造を再現しています。

シュツルムファウストは先端が色分けされています。

シールドに懸架した状態。

4本取り付けた状態は少々重いですが保持はしてくれます。シールドを曲げて発射状態にすることが可能。

MGザク2.0と比較。並べるとUC0093時代のMSが如何に大きく進化したかが分かります。

以上、MGギラ・ドーガのレビューでした。内部までこだわってデザインされており、動かすと覗くフレームがMGらしくて良いです。大きいMSのため各部が重く、特に股関節が緩いのが気になる所。軟質ケーブルも外れる頻度高めなので接着してしまうのもありだと思います。
色分けもほぼされておりシンプルな構造ながら合わせ目がなく可動域も広い傑作キットです。

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