1/48 メカニックコレクション 希望号 レビュー

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ほかプラモ

こんにちはアルコンです。今回は「1/48 メカニックコレクション 希望号」のレビューです。
発売元はバンダイ。発売日は2005年 メーカー希望価格 1,980円

MODEROIDで士魂号が発売されたので、中古店で買ったまま積んでいたこちらを流れで組んでみました。

希望号はPS2用ゲーム「絢爛舞踏祭」及びそれを題材にしたTVアニメ「絢爛舞踏祭 ザ・マーズ・デイブレイク」に登場する、RB(ラウンドバックラー)と呼ばれる人型機動兵器。ゲームとアニメで若干設定が異なりますが、キットはアニメ基準で作られています。取説もアニメについて解説しています。

付属品はライフル、頭部バイザー(センサークローズ用)、台座です。

ハンドパーツはゴム製の平手のみ。

各部を補うシールとデカールが1枚ずつ付属。

絢爛舞踏祭の舞台は’地表のほぼ全てが水で覆われた火星’。なので希望号が活躍するのは主に水中となり、脚部が独特の形状をしております。そのため足がなく自立は出来ません。パッケージではスラッとしたボディラインでシャープなんですが、キットは全体的に太いです。

白と紫のツートン。ボディの色分けは肩以外されており、肩と股関節の防水素材はゴムで再現されています。細かい部分はシールで補うのですが肩や脚等のグリーンは塗装で再現する必要があります。アンダーゲートや段落ちモールドはなく、全体の9割に合わせ目が出ます。2005年発売ですが同年にはガンプラでSEEDシリーズが展開されていたことを考えると、このキットのクオリティがどんなものかというのが分かります。

士魂号、MGザクⅡと比較。1/48スケールなのでMGよりも大きいです。

頭部センサーはエヴァ2号機のような複眼。シールはありません。

バイザーを差し替えてクローズ状態にすることが出来ます。

頭、肩、股関節はBJ。画像は肩と脚を最大まで開いた状態です。また胴体には可動軸がないのでパッケージのような捻りは出来ません。

肩は付け根から動かせますが股関節は固定。

肩は前後にスイング出来ますが範囲は狭いです。動かす度にゴムが外れるのもネック。

肘は90度まで曲がります。上腕にロール軸はありません。

ハンドパーツから手甲を外し、手の代わりに取り付けることで収納状態にすることが出来ます。しかしカチッと嵌っている訳ではないのですぐ外れてしまいます。

ハンドパーツは台座の裏に収納出来ます。

膝は80度くらいまで曲がります。

先端は細かく造形されています。

腰の後ろに台座取付穴があります。前は直立、後ろは巡航ディスプレイになります。

斜めに飾れるので巡航してるぽく見えます。その他のポージングにも役立つ斜め仕様です。

主兵装のライフル。検索したのですが正式名称分かりませんでした。設定カラーはグレーなんですが、他の台座等と同じランナーのため紫になっています。

モナカで中央に合わせ目が出ます。細かい部分も造形されているのですが銃口は穴すらありませんでした。

取り付ける際は腕と銃の凹凸を合わせます。右腕にしか付けられない仕様になっています。

曲げ伸ばししても下がることはありませんでした。ただし肩BJの強度は高くないので近い将来へたれると思います。

腰の可動が出来ないのでポージングに限りがありますが、斜めに出来るお陰で多少見栄え良くディスプレイ可能。

以上、メカニックコレクション 希望号のレビューでした。アニメ放映時にその格好良さに惹かれ、ゲームも遊んだ思い入れあるロボットだったので組むのを楽しみにしていたのですが、取り合えず出した感が分かるキット。太い造形に色分けに可動域と、2005年のキットとは思えない内容でした。せめて主人公サイドの士翼号、武勇号は展開してほしかったです。今後立体化されることはないと思うので、いつか改造してみようと思っています。でもモデロイドで出たらそっちを作ります。

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