HG ガンダムベース限定 G-セルフ ざっくり比較

自己紹介

こんにちはアルコンです。今回は「HG G-セルフ(パーフェクトパック装備型)(劇場版『Gのレコンギスタ』)Ver.)のレビュー兼通常販売のG-セルフ(パーフェクトパック装備型)の比較です。
※以下パーフェクトパックはPPと略します
通常版のレビューはこちら

ガンダムベース限定で販売されたG-セルフ PP装備型です。
発売日:2024年10月26日 価格 3,850円(税10%込) ※2024年 11月時点

付属品はビームライフル(トワサンガ製)、ビームサーベル×2、サーベルエフェクト×2、シールド、武器持ち手、平手、ライフル持ち手(右のみ)。

リフレクターモード時のエフェクト4枚も付属。

通常PPでは余剰パーツだったノーマルのG-セルフの肩アーマーと腰サイドが差し替えパーツ扱いになりました。

アクションベース7のクリアカラーが1つ付属します。

機体各部を補うネーマーシールとプラスチックシールが一枚ずつ付属。

カメラアイのシールにはセンサーのディテールがあります。

通常版と比較。メタリックになったことでフォトンの発光が再現出来るようになっています。

余剰パーツの皆さん。顔は目と口がないので組めません。

ガンダムベース限定 G-セルフ

通常版を基に劇場版ガンダム Gのレコンギスタ仕様になったG-セルフ。造形、カラーリングが変更され可動域が上がったアップデートモデルになっています。大まかな色分けはされていますがセンサーやライン等の細かい部分はシールで補うようになり、量も通常版とほぼ同じです。

通常版をベースにしているのでPC接続部分(胴、股関節、足首)もありますが首と肩アーマーはKPSになりました。肘、膝も関節は流用ですが装甲を変更することで可動域を上げています。

PPはクリアーパーツの色が変わった以外に変更点はなし。

造形、可動はそのまま。各モードの再現も出来ます。

肩と腰サイドのアーマーを差し替えてノーマルのG-セルフにすることが出来ます。肩アーマーにはPC-002③が必要なのですが1組分しかないため代替品を用意する必要があります。

背部も新規パーツでしたが接続穴は変更されていないためバックパックはそのまま取り付け出来ます。

可動域

通常版とは後半でざっくり比較していますがレビューも参考にしていただければ幸いです。

頭部は細分化されバルカンや側面の黄色ラインも別になっています。劇場版仕様になりカメラアイが大きくなっています。

首はPCからスイング出来るものになり、黄色いパーツごと動きます。

顔だけを前に出すなんてことも可能。

胴体も新規造形になり可動域アップ。前後に大きく動かせます。

首元、胴はスイングさせても隙間が出ない造りになっています。

左右への傾きも出来ました。

胴体の可動域は伸ばせる構造に変更されたことでアップしています。

肩は引き出せるので拳を正面で合わせることが可能。こちらもPCから変更されています。

腕は水平まで上げられ、肘は新規パーツにより90度以上曲げられるようになりました。

サーベルラックの接続がBJに。肩の可動、バックパックの邪魔にならないようになりました。

肩のスイングに合わせて向きを調整することが出来ますが、保持力は高くないので外れやすいです。

股関節は通常版では左右への傾き可動だけでしたが、付け根が上下にスライド出来るようになりました。

太もも裏が新規パーツになり可動域が上がりました。あと穴があるのでバーニアを外しやすくなっているのもいいです。

膝立ちは上半身起こした状態で可能に。開脚は通常版の時から可能だったのでこちらでも問題なく出来ます。股関節は上下にスライドさせられますがそこそこ固いので、注意しないとポッキリ折れます。

肘が深く曲がるのでライフルを構えたポーズが自然に出来ます。

PPを装備。自立は出来ますが調節が難しいのでベースを利用しています。

各部可動域が上がったことにより様々なポーズが柔軟にとれるようになりました。

通常版 G-セルフ

簡単にご紹介。こちらがベースになっているのでシルエットに大きな変化はなし。腰のクリアーパーツ外れていますが気にしないでください。

関節は共通なので可動域も同じなのですがこちらは装甲の干渉があり深く曲げることが出来ません。

ざっくり比較

背丈はほぼ同じ。劇場版仕様は青、クリアーパーツの明度がに上がっています。

劇場版で変更された部位をキットでもしっかり再現。カメラアイが大きくなり頭部は丸みを帯びています。

アンテナは安全フラッグが付いていますがシャープに。細分化により合わせ目がなくなりました。

シールで補っていた箇所がクリアーパーツになりクオリティアップ。

胸部ダクトにクリアーパーツが使用されています。ダクトや腹部も丸みを帯びた形状になりました。

胸部は面が増え多角なデザインに。

サーベルラックはディテールが追加。接続方式もBJになりました。但し外れやすさは引き継いでいます。

肩アーマーは中央、ノズル(ダクト?)が色分けパーツ化され造形にメリハリ出ています。二の腕は新規造形になり可動域が上がりました。

下半身は股関節、太もも裏以外は変更なし。関節に干渉する部分が下がったことにより深く曲げられるようになりました。

上が劇場版付属の物です。ライフル、サーベルに変更点はありません。

シールドは面と厚みが増えています。裏側にはディテールが追加されています。

PPはクリアーパーツの色以外に変更点はありません。

以上、ガンダムベース限定 G-セルフのレビューとざっくり比較でした。劇場版仕様になったことで大きくなったカメラアイの再現や一部形状変更による色分け、可動域アップのされた素晴らしいバージョンアップキットでした。シールもメタリックになりフォトンバッテリーの光が際立つものになりました。唯一の欠点はサーベルラックが外れやすいこと。形状変更したのに悪い所も引き継いでしまいました。
こちらのキットを基に大気圏用パック付きの再販をしていただきたいものです。

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