HG ボリノーク・サマーン レビュー

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ガンプラ

こんにちはアルコンです。今回は「HG ボリノーク・サマーン 」のレビューです。
発売日は2024年11月30日 価格は3,520円(税10%込)

こちらは機動戦士Zガンダムに登場するMS。パプテマス・シロッコが独自開発した「PMXシリーズ」というシリーズの1機になります。

付属品は平手(左)、ビームトマホーク×2、トマホーク、サーベルのエフェクト×2、頭部レドームの発光状態再現用パーツ。エフェクトはシナンジュからの流用になります。

サーベルエフェクトの一部、ランナー都合で出る余剰が少し。PCは半分残ります。

ホイルシールが一枚付属。モノアイ、レドームの発光、各部の黄色を補うものになっています。

Zガンダム終盤で登場した試作型偵察MS。劇中MSの中でも独特の形状しているボリノーク・サマーンですがバランスの取れたプロポーションで立体化されました。
最新のキットですが一部PCが使用されています。

本体の合わせ目はモールド化されていますが右手のクロー等にはあります。カラーリングは一部シールで補うものの9割成型色で再現されています。腕部やノズルの赤色はすべて別パーツになっており色分け技術の高さに驚きます。

頭部は分割で色分けされているものの、モノアイ、頬に当たる部分はシールで補います。

頭部の裏にピンがあり、こちらを動かす事でモノアイが左右に動かせます。

※白い輪は撮影ブースの照明です
レドームの発光状態はクリアーパーツで再現。本来はシールを貼って発光状態にします。
頭部が2つ組めるようになっているので面倒な差し替えはありません。

右腕にはシールド兼大型クローの「クロー・シールド」を装備。分割されているもののクローに合わせ目が出ます。

背部には大型のバックパック。中央、左右にバーニアがあり、緑バーニアは内の赤が別パーツ化されています。側面上側のバーニアユニットは中央に合わせ目が出ますがモールド化されています。

左右のバーニアユニットはBJ接続で回転さえたり向きを変えたり出来ます。ただし上側のユニットは抜けやすいです。

中央の基部にはメカニカルなディテールあり。

中央のバーニアの一番下は形状が少し異なります。地味ながらもこだわって造られています。
ここの接続にPCが使われています。

両肩には炸裂弾ランチャーを3発ずつ搭載。弾頭は色分けなし。ハッチ開閉が可能ですが軸で接続していないので引きすぎると外れます。

頭部は首ごと前にスイング可能。

腰はそこそこの旋回が可能。腹部の装甲はBJ接続なので動きに合わせてずらすことが出来ます。

腹部との接続はKPSでのBJ接続。前後に動かすと外れやすいです。

前後のスイング幅も広く取られています。

左右にも傾けられますがクローが大きいので左に動かしても引っ張られます。

腕は水平になるまで上げられます。肩アーマーは可動するので邪魔になりません。

上腕と前腕がロールします。

ディテール入りの関節はBJ。前後の可動範囲は狭めです。

肩は段落ちモールドになっていますが幅は極小です。

肩と手首の接続部分はPC。

脚部は膝が深く曲がるので膝立ちが出来ます。開脚幅も広めです。個体差かもしれませんが関節の渋みが強めです(動かすのに支障はなし)。

股関節への接続穴のみPCが使われています。合わせ目は全てモールド化されています。

足首は前後にスイング可能。

股関節が上下に少し動かせます(左右同時)。

股下にスタンド接続穴。こちらはPC。

足裏は細かいディテールあり。肉抜き穴もあります。

つま先が上下に可動します。

クロー、バックパックが重いものの倒れることなくポージングが出来ます。クローが干渉しますが前腕にもロール軸があるため調整しやすいです。

クロー・シールドは大きいですが重さで垂れ下がることはありません。表はシンプルですが裏側にはディテールあり。ビームト・マホークを2本格納しています。

クローは基部、先端それぞれ動かせるので細かい表情が付けられます。

サーベルの穴はビーム・ガンの砲口を兼ねています。そのまま挿すことも出来ます。

サーベルグリップは刃の丸い包丁のような独特の形状。

それぞれのエフェクトを付けて展開。トマホークは若干スモークかかった感じの透け具合。

可動域が広いのでダイナミックなポージングが出来、トマホークとの相性バッチリです。
グリップと手の径が合ってないので真ん中で持たせるとずり落ちます(個体差かも)。なので根元の膨らみに引っ掛けて持たせてます。

Mk-Ⅱ、Zと大きさ比較。身長差はそこまでないですが同時期MSの中でいかにマッシブなのかが分かります。

ジ・O、パラス・アテナと並べて。パラス・アテナが2006年発売なので、18年越しにHG規格でのスリーショットが実現しました。

以上、HGボリノーク・サマーンのレビューでした。まず成型色でのカラーリング再現度の高さに驚きました。メインカラーのグリーンの色合いが素晴らしいです。
マッシブで特徴的な外見ですが最新技術で色分け、可動域、プロポーションを両立させたキットです。
気になるのはPC接続。今は大丈夫ですがクロー、バックパックが重いのでポージング取らせてると緩くなるのも早そうです。

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