こんにちは、アルコンです。今回は「MG ガンダムMk-Ⅴ」のレビューです。Mk-Ⅴは「ガンダムセンチネル」という模型企画に出身の機体。こちらはプレミアムバンダイ限定販売のキットになります。
パッケージ
プレバン限定キットですがパッケージ、取説がカラーです。
厚さ約15cmのボリューム。
全身
機体色はパッケージや他立体物よりも彩度が低い青になっています。各所の白い部分は別パーツで再現されています。修正が必要な合わせ目は殆どないですがゲート跡がかなり出ます。スタイルはアレンジ少な目ですが個人的には脚部が少しスマートな印象を受けました。
外装はもちろんフレーム、武装も新規造形。見た目に反しフレームは結構細身。
付属品
Mk-Ⅴ用の新規水転写式デカールが付属。
メインカメラ等を補う通常のシールも付属。
武装はビームライフル、シールド、ビームサーベル2本、肩部ミサイルポッド2基、インコム(画像のものは向きを変えるリレーインコム)。ハンドパーツは握りてと差し替え式で平手、ライフル持ち手、サーベル持ち手が付属。白いパーツは頭部アンテナで予備として付いてきます。
インコム展開を再現するリード線が2本付属。
可動域
頭部
カメラやセンサーはクリアーパーツ。細かく分割されていて合わせ目が出ないデザインです。
ボールジョイント接続でグリグリ動かせ、首が前にせり出せる構造をしていますが上には殆ど向きません。左右に向かせる時にアンテナが干渉しがちなので折れないように注意が必要です。
胴体
胸部にはダクトが4つあり中にはモールドもあります。
胸部が前に大きくせり出たデザインです。
赤い部分がコックピットハッチで開閉可能。辛うじてパイロットが見えます。
組み立てると見えなくなりませんが、コックピットユニットにもディテールがあります。
胴体の前後への可動は狭め。
ポージングさせる時は腰ごと動かすようにします。脚部がしっかりしているので大きめにのけ反らせても倒れません。
胴と腰は軸1本での接続です。
背部
大型のバックパックを装備。取り付け位置は胴にあります。ビームサーベルが巨大です。
バーニアも大型でディテールもあります。ボールジョイントで接続していますが角度は変えられません。
サーベルを取り付けている軸は自由に角度調整出来ます。
インコムは取付部を引いて展開状態に出来ます。
ブースターはクランク機構で接続されていて細かい角度に動かせ保持出来ます。
ビームサーベルの先端を前に向くように動かしてビームカノンの発射態勢も再現出来ます。
腕部
深く曲がりませんが可動域は良好です。
独特な胸部のせいで小さく見えますが前へも十分伸ばせます。両手持ちさせるものがないのでこれくいらいの範囲でも十分だと思います。
肩部アーマーは上から被せるタイプで簡単に外せる仕様。
ミサイルポッドも着脱が簡単に出来ます。取付部が隠れるようにカバーが動かせます。
ポッドは左右に開きます。
ミサイルは別パーツ化されています。ハッチはパカパカ勝手に開くことない保持力を持っています。
脚部
フロント、サイドアーマーが可動。サイドは脚部に取り付けられています。
腰部の構造はシンプル。軸も固定でスライドしません。
外装が大きいですが干渉もせず十分な可動域です。
サイドのスラスターは上下に可動。大型バーニアはディテール付きですが非可動。
足はつま先とかかとが動かせます。
合わせ目出ないようになっており、かかとは色分けされています。
武装
武装はシンプルですが全てが大型です。
ビームライフル
独特な形状のビームライフル。センサー等はクリアーパーツが使われています。継ぎ目はディテール化されていますが銃身部にのみ合わせ目が出ます。
ビームサーベル
大出力のビームサーベル。刀身合わせると約30cmぐらいあります。継ぎ目はデザインとしてモールド化されています。
専用の持ち手がありピンに差し込んで固定する仕様。
大きいですが専用持ち手で保持力あり、腕も垂れ下がることもありません。
シールド
シュツルム・ブースターとしての機能も持っているシールド。裏側には推進剤のようなパーツが取り付けられています。中央と先端にクリアーパーツが使われています。
背中に取り付けることも出来ます(上下の向きを間違えております)。
インコム
リード線の先端にバックパックのパーツを差し込み、間隔を開けてリレーインコムの溝へ取り付けます。
片側の先端を差し込んで展開準備完了です。
左右から伸ばしてインコム射出を再現。ただしリード線が重みに耐えられないのでどうしても下がります。上に向ける際は肩などに掛けながらになります。
ポーズ
大きいですが可動範囲が広く確保されているので細かい調整が出来ます。巨体なのでベースにセットして飾る際は重みに注意、結構ふらつきます。
以上、MGガンダムMk-Ⅴのレビューでした。完全新規で作られた大型キットですがポロリするところがないのが流石の技術です。組立に苦戦するような箇所もなく機体各所の白部分も別パーツ化されているのがありがたい仕様です。全身のモールドが抑え目ですが変なアレンジはいるよりはこれ位がちょうどいい感じです。気になる点を敢えて言うなら肩アーマーが外れやすいくらいでしょうか。新規フレームを使った他機体の展開も楽しみです。
コメント