こんにちはアルコンです。今回は「HG デスルター」のレビューです。

こちらはプレミアムバンダイ限定商品
発売日 2025年2月19日 価格 2,860円(税込) ※2025年2月時点

付属品はアサルトライフル、ライフルのマガジン×3,ベルタブラードR3、トゥループランドセル、ドローンコンテナ、グレネードランチャー、シールド、武器持ち手、平手。

武器のセンサー、隊長機のラインを再現するホイルシールが一枚付属。

プレバン限定商品ですが取説はカラーでした。

『機動戦士ガンダム 水星の魔女』に登場するMSでディランザより前に開発された機体。深緑、ガンメタル+グレーの配色は成型色で再現されています。頭部バイザーはクリアーパーツが使用されています。


全体に丸みがありしっかりとしたガタイ。肩、腰にアーマーがなく、カラーリングと相まってミリタリー感の高いデザインです。


組立はPCレス。合わせ目はデザイン、モールド化されています。両腕の上腕部に武装取付穴があるのが特徴です。


バックパックはシンプルな2穴タイプ。様々なキットから流用出来そうです。

カバーを外すことで武器の取付が可能になります。

両前腕部にヒートナイフを内蔵しています。押し出して展開させます。

少し厚みのあるデザイン。

マニピュレータは4本指。

少ないパーツ数で合わせ目が出ない設計になっています。

バイザー奥は少しだけディテールがあります。


曲線、窪みのあるデザイン。劇中に近い造形になっています。
・可動域


首は頭、胴とははBJ接続。首ごと前後に動かせます。

左右に傾けることも出来ます。


腰にはリング状の装甲があり少し干渉しますが、ずらせるので問題なく回せます。


前後にスイング可能ですがのけ反りはあまり出来ません。

左右に傾ける事が可能。

上腕はロール軸で回せ、肘は深く曲げられます。

肩の接続はBJ。上下に動かせます。

可動部を挟み込んでいるタイプ。

肩を動かさずに腕を上げる事が出来ます。


引き出し式関節ではありませんが前後にスイングさせられます。

股関節は固定です。

股下の後ろ側にベース接続穴があります。


腰アーマーはリアアーマーのみ。大きく開きますが水平になるまで持ち上げると外れてしまいます。

裏打ちあります。

膝は90度より少し曲がるくらいの可動域。

スネの装甲はBJ接続で角度変えることが出来ます。


180度開く事が出来、膝立ちも可能。

ただし腰のバーニアが干渉するので斜めに開いています。

ももの関節が緩く、動かすうちに外れてしまいます。

足首は前後スイング可能。

内外に向けられるので接地性良好です。

つま先が上げられます。踵は固定です。

つま先は回すことが出来ます。これは構造上出来るだけで特に意味はないと思います。

足裏にディテールあり。



水星関連のキットなだけあり可動域が広く、各種ポージングをストレスなく取らせることが出来ます。
・武装

アサルトライフル。成型色は機体と同じガンメタ。シンプルなデザインです。

合わせ目が出ない構造になっています。

銃口下部にサイドグリップ。左右どちらにも出すことが出来ます。

マガジンは着脱可能で3本付属。こちらも合わせ目が出ないようになっています。



取り回しがよく不自由なく構えることが出来ます。

ベルタブラードR3。大型の無反動砲です。脚と同じ位の長さ。

モナカ構造ですが合わせ目はモールド化されています。

グリップが反対側につくまで動かせます。


肩に担ぐ際はグリップが前に向く仕様。


両武器ともバックパックにマウント可能。

シールド。上腕に取り付ける仕様でグリップはありません。裏側が別パーツになっています。

マガジンを2本取り付けることが出来ます。

アサルトライフル、シールドが基本装備。その他の武装は状況に応じて組み合わせるようになっており、このキットでは「フォルドの夜明け」が使用したA、B、Cの3タイプが再現出来るようになっています。

ドローンコンテナ。単調にならないように所々ディテールがあります。

こちらはバックパックにのみ接続可能。

ハッチ開閉が可能で中にはコンジャムポッドという通信妨害ドローンが28基格納されています。

見えない所は省略されています。

3連式のグレネードランチャー。シンプルなデザインです。

上腕に装備可能。

兵員輸送用のトゥループランドセル。こちらも合わせ目が無い構造になっています。

左右のハッチを開く事が可能。タラップのディテールもあります。

ベルタブラードR3、ドローンコンテナを装備した状態がA装備。

トゥループランドセルを装備したのがBタイプ。

A装備に加え右肩にグレネードランチャーを装備したのがCタイプで指揮官機。シールド先端にイエローのラインが入っています。
※シールを貼る箇所なのですがケチって画像を黄色で塗っています。
以上、HGデスルターのレビューでした。少ないパーツ数で簡単に組み立てられ、合わせ目もなく可動域も広いキットでした。付属品も充実しているので様々なバリエーション機を作って複数機並べたくなります。唯一の難点はもも付け根の緩み。普通に動かしているだけで外れそうになるので補強したい所。素立ちは問題なく出来ます。
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