こんにちはアルコンです。今回は「HG 1/144 ザクII F型 チャブス機 & ケイル機 + 無識別型ザクII ソラリ機 再現パーツセット(復讐のレクイエム)」のレビューです。

こちらはプレミアムバンダイ限定商品。チャブス機とケイル機の2体に加えてソラリ機(別売り)を無識別型にするためのパーツがセットになったものです。
発売日 2025年2月18日 価格 6,050円(税込) ※2025年2月時点

チャブス機の付属品はザク・マシンガン、ザク・バズーカ、ヒート・ホーク、武器持ち手(左右)、銃持ち手(右)、平手(左)、武器取付ジョイント、スタンド用ジョイント。

ケイル機の付属品はザク・マシンガン、ザク・バズーカ、ヒート・ホーク、ロングライフル、武器持ち手(左右)、銃持ち手(右)、平手(左)、武器取付ジョイント、スタンド用ジョイント。


こちらは無識別型の再現パーツです。黒いのはメッシュパーツ(画面左)とメッシュシートになります。

水転写デカールが一枚付属。
ザクⅡチャブス機


左肩のスパイク以外は共通のチャブス機。部隊カラーリングの赤は頭部と肩にあるのですが成型色での再現は肩のみ。また腰のカラーリングはダークグレーなのですが緑のまま。再現するには頭部と腰を塗装する必要があります。

左肩のスパイクは他の機体が四角推なのに対し円錐に。数が2本増えているので攻撃用かと思いきや、威嚇用という設定。

ルショーン機(向かって右側)と比較。チャブス機の方が暗くミリタリー感があります。


一通りのポージングももちろん可能。劇中では使用しなかった武装を持たせてのポーズも楽しめます。
ザクⅡケイル機


形状はルショーン機と全く同じのケイル機。本編では部隊カラーリングは肩と手に施されているのですがこちらも成型色再現は肩のみになっています。機体色の緑は部隊の中で一番薄いライトグリーン。


ケイル機が使用していたロングライフルが新規造形で付属。マガジンの着脱はなくスコープにクリアーパーツはありませんでした。


銃口と後部に合わせ目が出ます。


オリジン版のものと比較。デザインは継承しつつ一回り小さくなりディテールが増えています。


後方から支援し連邦軍の戦車を狙撃していたケイル機。肩、肘の可動域が広いので構えることが出来ます。

複数の武装がついているので劇中にない組み合わせも楽しめます。


これでレッド・ウルフ隊が揃いました。同じ形状でカラーリングが異なる部隊になっています。
無識別型ザクII ソラリ機
別売りのザクⅡソラリ機に再現パーツを取り付けます。取付には接着剤が必要です。

右腕の二の腕を新規パーツに差し替えます。

肩の前後に履帯を取り付けます。履帯は取り付けるものが指定されています。



肩に新規パーツ、腕に3連装ミサイル・ポッドを接着します。

新規造形のシールドを組み立てます。2枚重ね仕様で2枚目にミサイルを接着させます。

肩に接続させて右腕完了です。

続いて左腕。前腕を新規パーツに差し替えます。

右腕同様に甲にミサイルポッドを取り付けます。

スパイクにメッシュ被せる準備をします。メッシュパーツを真ん中で切断し角3つを切ります。半分は予備になります。

メッシュパーツは袋になっており、穴を通してスパイクに被せます。詳しいやり方がYouTubeのバンダイスピリッツのチャンネルで公開されているのでそちらを参考に。

右脚の前側の太もも装甲を新規パーツに差し替えます。


くの字の爪を4本ずつ等間隔に並べて接着します。


胴、腰に指定された履帯を取り付けます。

頭部にモノアイガードを取り付けて完成です。


イリヤ・ソラリの為に組み立てられたザク。ガンダムのビーム兵器に対抗するためにボディに履帯を取り付け、2枚重ねのシールドを装備しています。

頭部にはモノアイのガード、足には爪のペイントを元にしたパーツが取り付けられています。


元のソラリ機と比較。形状が異なる腕部や脚部のパーツは新規造形されています。

無識別型に用意されたシールド。細い縦長の形状になっており、防御力を高めるため2枚重ねになっています。

グリップを持つことは可能ですがギリギリです。シールドは固定されており、ミサイルポッドが干渉するので融通は効きません。

グリップの根元が浮くぐらいギリギリ。ただ劇中ではグリップ持っていたときは肩から外していたのでこのやり方が間違っている可能性もあります。

肩のスパイクはトゲが円錐のものに変更されています。

一通りのポージングは可能、と言いたい所ですが腕周りは注意が必要。ミサイルポッドがかなりポロリしやすいので慎重に動かす必要があります。


シールドの2枚目にはミサイルを搭載。劇中ではガンダムEXとの一騎打ちの際に使用。


ガンダムEXとの対決シーンを再現。接着が甘かったので履帯がポロポロ外れてしまいました。
以上、ザクⅡケイル機&チャブス機、無識別型ザクⅡ再現パーツのレビューでした。部隊カラーは塗装で再現する必要があるものの、肩スパイク、ロングライフルといったそれぞれの特徴は新規造形されていました。
無識別型ザクⅡの再現はパーツが多く、接着面が小さいので流し込みタイプの点付けだとすぐ取れてしまいます。遊びづい仕様なためウェザリングを施して飾っておくのが良いと思います。
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