こんにちはアルコンです。今回は「HG 超竜神」のレビューです。
※氷竜&炎竜と超竜神まとめていますので記事長くなっております

発売日 2025年1月25日 価格 6,600円(税10%込)※2025年1月時点
勇者王ガオガイガーよりガオガイガー、ゴルディマーグにつぎ超竜神が立体化。前者2体がRGに対し、こちらはHG規格です。

付属品はフリージングガン、メルティングガン、ミラーシールド、差替え表情(叫び)。
クレーンとラダーを一緒に写していますが付属品ではなく本体の一部でした。

HG超竜神は差替えパーツにより各モードを再現する仕様。こちらはビークルモードにするための差し替えパーツ。

超竜神に合体するためのパーツ。他に武器持ち手(左右)が付属。画像見ていただくと分かるようにこの段階でほぼ超竜神出来ます。

余剰で超竜神の目とクレーンの黄が出ます。

シールが2枚付属。こちらは各部を補うホイルシール。

こちらは車窓、額のマークを補うプラスチックシール。




取説は超竜神、氷竜&炎竜の3枚。GGGメンバーいる遊び心ある仕様になっています。
氷竜&炎竜
氷竜

HGで立体化された氷竜・ロボットモード。各形態へは差替えパーツで行うため、人型のプロポーションが確保されており、がっしりしたスタイルになっています。


HGですが各部モールドが施されておりRGにも引けを取らないクオリティです。


頭部は分割されておりアニメに近いクオリティ。

クレーン先端の警戒色は分割でシールではなく再現されています。

頭部側面は段落ちモールド化されています。

上半身アップ。腹部の中央に合わせ目が出ます。

胸部装甲は開く事が可能で、「チェストスリラー」を展開させられます。内側にもモールド入っています。


肩と太もも、すねに合わせ目が出ます。

フェイスパーツを差し替えて叫び顔にすることが出来ます。付け替えにはバラす必要があります。

氷竜にはフリージングガン、炎竜にはメルティングガンが付属。シルエットは同じですがデザインが異なります。

合わせ目はモールド処理されています。

氷竜のパワークレーン。簡素にならないように側面の隅までモールドがあります。先端のフックはシルバー成型で再現。本当は銃口もシルバーなのですがランナー都合で黒になっています。

クレーンの伸縮が可能。

合わせ目は段落ち処理されています。

中央と基部にグリップが格納されています。

フリージングライフルとして持たせることが出来ます。持ち上げても垂れることがはありません。


中央のグリップで持たせれば担いだり脇に抱えて持たせることが出来ます。

HGガンダム(オリジン)と比較。氷竜が20.5m、ガンダムが18.0m設定ですが同じ位に見えます。
炎竜

胸部装甲の形状、モールドが反転しているぐらいで他に違いはなし。

額が丸型になりアンテナが左になりました。

炎竜のパワーラダー。細かい造形で凹凸しっかりしています。

ラダーは下側に合わせ目が出ます。こちらはモールド処理なし。

炎竜専用ツールのミラーシールド。シルバーが関節とは異なりメタリックで、光沢があり反射しています。

手に持たせることが出来ます。丸いグリップなので角度を変えられます。
可動域

頭部は上下に向けることが可能。

ロール軸の腰は旋回幅広く出来ています。

腹部は前に倒すことが可能。後ろには僅かに動かせる程度でした。


変形構造を利用してもう少しだけ前に傾けることが可能。

上半身は左右に傾けることが出来ます。

肩は頭部横まで上げられ、肘は折りたためる位曲げられます。

肩は前にスイング可能。

腰アーマーは前、左右が可動。サイドはBJ接続、上げすぎると外れます。

腰下には3mm穴あり。


膝立ち、開脚が可能。共に広い可動域です。

膝は深く曲げられるポテンシャルあります。

足首はL字型のBJ接続

つま先、踵の可動はありませんが、足首が下に向けられます。

傾けることも出来るので接地性が高いです。
ビークルモード

ビークルモードにするためには手足を外して変形させ、差替えパーツを取り付けます。使わないパーツが出るので紛失注意

氷竜のビークルモードでクレーン車になります。窓やヘッドライトの意匠はメリハリ効いており、シールで補います。赤色灯はクリアーパーツで色分けされています。

差替えパーツによる変形なので車では不自然な合わせ目がなく、下から見ても綺麗に収まっています。

クレーン基部の側面には超竜神のパーツがあります。頭部になるのですがビークル用なので意匠はなし。

クレーンはロール軸で旋回出来ます。

炎竜が変形するはしご車。ミラーシールドの取り付けも再現されています。因みにタイヤはすべてコロ走行出来ます。

先端の銃口が半回転可能で、はしごを伸ばすギミックと合わせて消化活動しているように見せられます。


クレーン、ラダーのギミックによりビークルモードでの遊びごたえも十分あります。
超竜神
合体準備
ビークルモードからの変形をしております。


肩になるフロントは、フロントパネルを外して分割し、太ももを外します。超竜神の肩に前後から付けて再度フロントパネルを取り付けます。

胴体に差し込むときは拳を上にして差し込みます。ロック機構があるので、そのまま差し込むと凸が潰れます。

脚部は胴体ごと腕を外します。背部のパーツも外しておきます。

超竜神の太ももを差し込みます。


外した背部パーツを取り付けて太ももと固定させます。次にスネを前後から取り付けて内側にカバーをし足先を付けて完了です。

クレーン基部にあったパーツを、ダミー頭部を外して背中に取り付けます。

炎竜も同じ手順で変形させます。

クレーン、ラダーに基部を180度回転させます。

ミラーシールドの持ち手を外してから胸部に取り付けます。
本体


氷竜、炎竜が左右合体方式のシンメトリカルドッキングで超竜神になりました。プロポーション重視なため本体の7割くらいが別パーツで構成されています。

合体要素はほぼないですが、その分バランスの取れたスタイルになっています。


氷竜&炎竜と同じく細かい分割の頭部。Gストーンは窪みにはめ込む方式でピンがありません。クリアーパーツ特有の透けで見栄えが悪くなるということがないのが素晴らしいです。


左右分割ですが合わせ目はモールド処理されています。

成型色が分けられた胸部のシルバーが芸術点高いです。


頭部は前後に可動。

腰はBJ接続で旋回良好。

上半身は前に傾けられます。

左右に傾けることも可能。

肩は車のフロントがそのまま付いているため干渉して60度くらいしか上がりません。

片腕だけなら水平まで上げられます。

肘は90度以上曲げられます。

肩は前後にスイング出来ますが幅は広くありません。


腰アーマーは前後左右可動し裏打ちもあります。下には3mm軸対応穴あり。


膝立ち、開脚の範囲はそこそこあり、可動に困ることはありません。

膝は深く曲げられる可動域はあります。

足首は固定、内側にのみ動かせます。

つま先が下方向のみ可動。

合体完了した時のポーズに。腰のクレーン、ラダーは持ち上げても保持出来る強度があります。

関節は差替えられているので合体ロボにありがちな不自由はありません。各部フレキシブルに可動します。

クレーン、ラダーは取り外して持たせることが可能。トンファーになります。

持ち上げてもしっかり保持出来ています。

腕のダブルガン、腰のダブルライフルを構えて。肩の角度が付けられるのでいかり肩に出来ます。

クレーンとラダーですが外側に動かせないので八の字に広げることが出来ません。

HGガンダムと比較。



RGガオガイガー、ゴルディマーグと並べて。どちらにも引けを取らないボリュームです。
以上、HG超竜神のレビューでした。
変形、合体機構を差し替えにすることで各形態の可動域、プロポーションを両立させたキットですが、非常に良かったと思います。ビークルモードのフロントガラス等合わせ目があると気になる箇所がなくなっている為見栄えが良いキットになっています。
個人的には顔が良かったです。素晴らしい造形です。

難点としては合体した時にクレーン、ラダーが八の字に広げられない事と腰の強度。氷竜、炎竜では使わないので接着してしまうのもあり。そうするとこのキット唯一の左右合体部分がなくなってしまいますが。
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