コトブキヤ勇者プラモデルシリーズ ジェイデッカー レビュー

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コトブキヤ

こんにちは、アルコンです。今回はコトブキヤ勇者プラモデルシリーズ第2弾 ジェイデッカーのレビューです。

全体

「ブレイブアップ! ジェイデッカー!」

製作時間は2時間ぐらいだったと思います。難しい部分が無いのでサクサク組めます。

コトブキヤの勇者シリーズは変形、合体を省き、プロポーションと可動域重視のモデル。アニメのように変形前より確実にマッシブになっている出で立ちを再現。各部カラーリングを別パーツ化しているので、塗装なしでも十分です。腰、上腕、脚部後ろ側に合わせ目が出ます。

頭部と肩のパトランプはクリアパーツで再現。額のエンブレムは形状は再現されてますが色分けはされていません。

胸部と背部ウイングにはクリアオレンジが使用されています。

胸部エンブレムは別パーツで再現されており、「BRAVE POLICE」と彫られています。

ジェイローダーの窓なども別パーツで再現。

大きさは頭頂部までは約16cm、ウイングまで入れると約17cm程。ガンプラHGとMGの中間ぐらいです。

同月発売のスーパーミニプラ ファイヤーダグオンと比較。変形ギミックの有無が体格に表れています。

付属品

マニピュレータは可動しませんが用途に合わせた、取り付けているもの合わせ6種類が付属。

武装はジェイバスター、電磁警棒×2が付属。

ジェイバスターは差替えでガンモード(画像上)とライフルモードを再現。

警棒は先端はありませんがグリップに合わせ目が出る仕様です。

差し替えパーツとして腰の両サイドのアーマーに取り付け穴が付いたものが付属。次に発売されるデッカードと合わせて使用する物なので今回はスルー。

本来は黄色いパーツがもう一つ付属します。フレームアームズ・ガールへ取り付けるためのパーツなのですが紛失してしまいましたので割愛しております。

頭部

ボールジョイント接続ですが、少し固めの接続。画像の左は前へ、右は後ろへ最大に動かした状態です。範囲が狭めです。

後ろへ目一杯引いた状態を正面から。上を向くことが出来ないのでOPの空を飛んでいるシーンの再現は不可で、要改造です。

胴体

胸部、腰と軸がそれぞれにあるので旋回範囲は広めです。

前へは関節を引き出すことで大きく傾けられます。

後ろへはウイングもあり程々ののけ反り。

胸部の黄色部分は可動の邪魔にならないように動くようになっています。

裏は塞がれておらず窪んでいます。

背部のウイングは基部は動きませんが翼は前後に動かせ、傾かせることも可能。しかしPC接続で軸が細いので緩く、引っ張るとすぐ外れます。

腕部

上下の可動域は良好ですが肘は干渉するため限度があります。

肩関節は引き出し式になっており前後へ大きく動かせます。

まずこんなポーズにはなりませんが、出そうと思えばここまで行けます。

手首はボールジョイントなので回転は出来ますが、短いので前後左右への傾きはありません。

唯一、武器持ち手の手首だけが可動します。

脚部

腰アーマーは前と左右が動きます。左右はボールジョイント接続なので動かしすぎるとすぐ外れます。後側は固定されています。

裏側のディテール等は無し。下にはフライングベース対応の穴があります。

深くは曲がりませんがポーズには困らない程の可動域です。

左右へも程々に開きますが、もう一声欲しい所です。

足先は大きくて設置性は良好。つま先が若干動かせます。

下から覗くと中のスカスカした部分が見えてしまいます。

膝は肉抜き穴あり。

膝立ちも出来ますが、腰関節を合わせて動かさないと胴体は天を仰いだままになります。

ポーズ

全体的にマッシブで胸部のバランスがいいので、下から見た勇者ロボっぽい煽りのポーズが出来ます。

「了解、ボス」と手首を差し替えて敬礼。

付属のマニピュレータが豊富なので表情豊かです。

警察官らしい武器、電磁警棒。らしいんですが剣に比べるとやはり見劣りしますね(^^; 離れてみるとぶっちゃけただの棒です。

ジェイバスター・ガンモード。両手持ち出来ますが正面で構えると関節が大変なことになっています。

空中戦もこなすので浮かせてポーズ。コトブキヤ製の対応ベースを持っていなかったので他社のフィギュアベースで代用。

ジェイバスター・ライフルモードも両手で構えることが出来ます。

遊びの幅が広がる、デッカード&マックスキャノンが加わりました。

デューク&ファイヤーパーツが発売されました。ファイヤージェイデッカーを手元で再現することが出来ます。

総評

以上、コトブキヤ製勇者プラモよりジェイデッカーでした。非変形モデルとしたことによりスマートなボディに劇中ポーズが難なく取れる可動域を持っています。次回のデッカードや、ファイヤージェイデッカーのモデルも発表されたので今後が楽しみです。

ここから先は個人的に感じた難点。

彩色済みパーツで構成される頭部。額には結構目立つ合わせ目が出ます。

動かす際は自然と頭頂部を持つ形になります。しかしボールジョイントが硬く、頭頂部も外れやすいので少しストレスです。

肩になるジェイローダーのランプにもクリアオレンジを使用、または額のエンブレムも合わせてシールを付けて欲しかったです。

太ももが滅茶苦茶すっぽ抜けます。

他にも取説にジェイバスターのガン、ライフルモードへの差し替えの記述が無い(箱にはあるのに)とか細かい所もあります。可動域重視モデルの割には大きさ比較したオリジン版ガンダムよりも狭いです。そして最大の問題はお値段。色々あるのでしょうが価格に対してボリュームが釣り合っていない、つまり高いです。

立体化されただけでもありがたいのですが、2013年に発売されたスーパーロボット超合金をお持ちの方はそちらを大事にされた方が良いかと思います。劇中スタイルでカッコイイし可動域もあるものの、痒い所に手が届かない箇所が多すぎる、そんなキットでした。

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