RG ゴルディーマーグ レビュー

勇者ロボ

こんにちはアルコンです。今回は「RG ゴルディーマーグ」のレビューです。勇者王ガオガイガーシリーズから第2弾、こちらはプレミアムバンダイ限定の商品になります。
余談ですが入力変換では「ゴルディマーグ」で出ますが、今回はRG記載の「ゴルディーマーグ」としています。どちらが正解か分かりません。

RG ガオガイガーのレビューはこちら

箱の大きさはMGガンダム2.0くらいはあります。組立はデカール貼り無しで1時間半ぐらいでした。

マークハンド時のマニピュレータはガオガイガー同様のエモーションマニピュレーターを使用。

本キットはディスプレイ時にアクションベースが必須なため、AB5が付属します。

付属のリアリスティックデカール。

厚みのあるプラスチックステッカーが付属。

付属品は釘状のハンマーヘルアンドヘブン用エフェクト2つ、ツール形態時に使用するディスプレイパーツ3種。マニピュレータは左右付属しますが使うのは右のみなので画像の左手は余りです。

ロボ形態

背中のハンマーの主張が強い、勇者ロボの中でもインパクトは随一。ゴルディオンハンマーの衝撃からガオガイガーを守るという役割があり、マッシブで角ばった堅牢なデザイン殆どの合わせ目がモールド化されていますが、タイヤとハンマーの柄など一部に合わせ目が出ます。
ガオガイガーと同じく関節はKPS。RGですが組立難易度は低めです。背中のハンマーが大きいので後ろに倒れそうになりますが、ハンマーのグリップが地面に付いているのでフラフラせず自立出来ます。

背中からみても変形のジョイント等が目立たないデザインです。

シールを貼っていないので見づらいですがピンク色のカメラアイで、別パーツ化されています。額と胸部にはクリアーパーツが使用され、胸部のモールドにはシールを貼ります。

頭部は胴ではなく背中のハンマーに後ろから接続されています。なので頭部を上に動かすと浮いてしまいます。

左右に少し振れますが可動範囲と言えるほどではありません。

胴体はロール軸ですがピンが短く、引き出し式関節もないので30度位向けるのが限界です。

変形構造のため肩は僅かに上がる程度です。

肘は90度以上には曲がります。

肩軸を前にずらして腕を伸ばせます。横から見る見栄えはよろしくないです。

腰のアーマーは前、左右が開きます。裏側にはパイプ等の細かいディテールがあります。

変形構造のお陰で膝は深く曲げることが出来ます。

開脚とまではいきませんが表情が付けられるほどには開きます。

ももはロール軸で左右に向けられます。つま先も変形の恩恵で曲げられます。

可動範囲が狭いのでダイナミックな動きは出来ませんが、どっしりと構えたりしたポーズ等は簡単に取れます。せめて平手等ハンドパーツのバリエーションが欲しかったです。

超合金魂のゴルディーマーグと比較。RGは主に関節にアレンジが加わっており、太くなって複雑なモールドやディテールアップがなされています。

ついでに超合金との首まわりの比較、超合金では頭部自体が引き出し式になっています。

頭を左右に向けられます。出来ればRGでもこの方式を取ってほしかったです。

ビークル形態

装甲車の上に大砲を取り付けたデザインのゴルディータンク。変形手順はほぼ超合金(又はDX玩具)と同じ。ハンドパーツは取り外すので紛失注意。あとコロ走行が出来ます。

ハンドパーツは取り付けたまま変形出来るので、紛失が怖い方はこのままが良いと思います。

ハンマーの柄がマーグキャノンという主砲になります。上下に動かせます。

ツール形態

ガオガイガーを衝撃から守るための形態「マーグハンド」です。これをガオガイガーの右腕に取り付けます。

続いてハンマーの変形。柄を真っすぐにします。

金の先端を左右に引き、頭部をスライドさせて小さくします。

本体よりも大きいゴルディオンハンマーになりました。ゴールド部分のゲート跡が目立ってしまうのが残念。

ゴルディオンハンマー

ガオガイガーは右腕を取り外し、ジョイントを使ってステルスガオーに取り付けます。

マーグハンドを取り付けて完成です。自立はしておりますが画像の通り傾くので必ず台座を使用してください。

ハンマーを装備。なんという迫力、圧倒的という言葉が似合う凄みがあります。

ハンマーの真横にHGガンダムを立たせて比較。ボリュームが段違い。

補助スタンドは2種類あり、一つはタイヤの形状に合わせたもの。

こちらを使うときはタイヤが下向きの状態になります。

ハンマーにもスタンドを取り付ければ安定したディスプレイが出来ます。ただしタイヤは載せているだけなので過信は禁物。

もう一つは横に広がった形状。

ゴルディーの腹部を載せます。

今度はタイヤを横向きにした状態でのディスプレイが出来ます。この状態で出来るポーズがあります。

それはタイヤからゴルディオンネイルを引き抜きシーン。キャップを外し、短いネイルを差し込みます。

左腕を添えて引き抜くシーンが再現出来ます。ただしどうやっても届きません。

取説通り前側のタイヤにネイルを取り付けました。

ところが超合金魂の説明では手前から引き抜いています。

当然手前側なら届きます。アニメはリアルタイムで視聴していましたが、どちらが正解だったのか思い出せません。

ゴルディオンネイルを打ち込み

※記事を書いている途中で気づきました、釘が向きが逆でした。
引く抜く動作も出来ます。私が所持しているスタンドが貧弱なので空中に浮かせての迫力あるポーズがとれませんでした( ;∀;)

以上、RGゴルディーマーグのレビューでした。グレート合体の無いガオガイガーに唯一取り付けるロボとして、結構立体化に恵まれているゴルディーマーグ。他の立体物よりも細密なディテールでRGらしい造形です。単体の可動域は狭いですがある程度のポーズは取れますし、変形も簡単に出来てぽろりもなく遊びやすいです。
ゴルディオンハンマー時はほぼ持たせて飾る仕様になってしまっています。ポーズを取らせようにもどうやっても安定性を欠くのでオススメしません。こればかりはプラモデルの限界として割り切るほかないと思います。それでも持っているだけでカッコイイのは流石です。

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