こんにちはアルコンです。今回は「RG ガオガイガー」のレビューです。新作RGはまさかの勇者ロボ、しかも合体、変形ギミック搭載です。パチ組みはデカール貼らずに4時間程掛かりました。
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箱の大きさはRG Hi-νガンダムと同じくらいです。
付属品
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ガイガー用平手、必殺技のヘルアンドヘブン用手首、プロテクトシェード(バリア)再現エフェクト&ジョイント、アクションベース接続ジョイント2種、ライナーガオー搬送ジョイント、ブロウクンマグナム接続ジョイント、ディバイディングドライバーが付属。
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今回付属のリアリスティックデカール。
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ライナーガオーの窓を補うプラスチックシール。
ガイガー
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ガオガイガーのコアであるガイガー。RGらしい情報量多いディテールが追加され、各部合わせ目が目立たないように段落ちモールド化されています。胸部ライオンは2色のゴールド、肘関節はホワイトと色分けはアニメ準拠になっております。
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関節はポリキャップ未使用のKPS。プロポーションは綺麗に纏まっていますが頭部がやや小さい印象を受けました。
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頭部はボールジョイント接続で快適動作。上下の可動範囲も広め。
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腰はロール軸で旋回性高いです。
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腕は水平まで上げられ、肘も90度以上曲げられます。
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肩は引き出し式関節になっています。
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腰関節も引き出し式になっており、引っ張れば前後に大きく動かせます。
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膝関節が大きいですが深く曲げられます。
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腰の下部にあるロックを外すことで股関節軸が動かせるようになっています。
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接地性も高くて安定してディスプレイ出来、変形完了後のポーズも決まります。
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関節はしなやかで良く動くので劇中のアクロバティックな動きも再現出来ます。
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勇者ロボ特有の○○バスターといった銃火器は持っておらず、武装はギャレオン時の爪を使用する「ガイガークロー」。劇中では爪は真っすぐになっていたので、ここもアレンジして欲しかったです。
ギャレオン
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ガイガーの元の姿である宇宙メカライオン。差し替えなしで変形出来ます。
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ライオン状態でも関節のしなやかさはそのままで4足歩行特有の動きを再現出来ます。因みにギャレオンの顎ですが物凄く外れやすくなっておりますので注意が必要です。
ドリルガオー
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合体時は脚部担当のドリルガオー。4体のマシンの中で一番アレンジが強い機体になっており、平面だった部分もディテールが入り複雑になっています。ドリル先端が別パーツ化されておりアニメと同じデザインになっています。一応回せますが固めであくまで動かせる程度です。
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無限軌道は一枚ずつ繋げていく方式で回転も出来ます。
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数が多くて大変ですが接続は簡単。しかしスナップフィットによる接続なので強度が然程高くないことには注意が必要です。
ライナーガオー
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500系新幹線に偽装しており、両腕を担当。車体は水色で500系のカラーを再現しております。
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キャノピー、ライトにはクリアーパーツが使用され、内部には操縦席のディテールもあります。
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車輪もありますがコロ走行は出来ません。
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窓枠は付属シールで補いますが、ディテールが細かく作られています。
ステルスガオー
※左右のエンジンを付け間違えて逆になっております。
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B-2ステルス爆撃機に似たシルエットで頭部、背部を担当。赤いラインは別パーツ化された細かい造りになっています。
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頭部は下部の真ん中に格納出来るようになっています。面積が一番大きいのであますところなくモールドがあります。
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GGGのマークはシールではなく成型で再現されています。
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キャノピーはクリアーパーツですがスモークがかかっています。
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外からは見えませんが操縦席のディテールも細かく作られています。
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下部にライナーガオー搬送ジョイントを装着。
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ステルスガオーの下にライナーガオーを取り付け、輸送状態を再現することが出来ます。
ガイガー+ガオーマシン
ガイガーはドリルガオー、ステルスガオーとの合体ギミックがあり、そこも再現されています。
ドリルガオー
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ドリルガオー後部のジョイントを起こします。
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ガイガーの腕部にジョイントを被せます。
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両腕にドリルガオーを装着し攻撃力を向上させた状態。取り付けただけなのに重武装でカッコイイのが不思議。ドリルのジョイントが少し緩く、ガイガーには重くてバランスが崩れるのでアクションには不向き。立っているだけなら問題ないです。
ステルスガオー
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ガイガー背部のピンを起こします。
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差し込んで装着完了。この形態は通常よりも高機動で飛行時間、距離が向上した状態です。背部にそのまま取り付けているので肩が回らなくなり可動域が低下してしまうのが難点。
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ドリル、ステルス両機を同時に装着することも可能。ドリルで重心が傾き、ステルスで可動域が減ったため安定性が低下、あくまで再現出来るといった感じです。
ガオガイガー
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ガイガーと3機のガオーマシンでファイナルフュージョンを行います。
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脚部にドリルを取り付ける際はアニメのようにそのまま突き刺すのではなく、取説の手順通りにしないとはまりません。
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頭部はリード線で繋がっており差し替えなしで取り付け出来るようになっています。
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頭部は先にマスクを取り付けてから被せます。このマスクが鬼門で、溝にハメているわけではないので接続が緩くて油断していると吹き飛んで紛失します。
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ガオガイガーに合体完了。過程はアニメと同様で、ドリルとステルスに少しアレンジが加わっています。
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ハンドパーツはエンジンの中に格納しており、差替えなしで押し出して展開出来るようになっています。
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スタイリッシュなガイガーから、グレート合体並みにマッシブな姿になりました。ライナー、ステルスが少し小さいかなと思ったのですが、合体すると綺麗にまとまっていました。配色は設定通りですが新規ハンドパーツの関係で手がグレーからブラックになっています。重量が増しておりますが脚部もしっかりしているので倒れることはありません。ただギャレオンのたてがみが綺麗にハマりません。ロックがかかりませんので動かしているうちに外れており格好がつきません。
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頭部はガイガー準拠の可動域。
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首後ろのリード線は動きに追従してくれるので干渉しません。見た目など気になる方はいっそのこと外すのもありと思います。
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腰のスイングもガイガー準拠なのですがボリュームアップしたため狭くなっております。
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旋回出来ますが範囲が少し落ちます。
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ライナーの中に肩軸があり、水平まで上げられます。ただし前後に動かせなくなるという干渉も出ます。
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肘は折りたためるまでの可動域があります。
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腕部は前へ突き出せるようになっておりギャレオンのたてがみは干渉しないように可動するようになっています。
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腰のアーマーは前後左右それぞれ可動軸があります。
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脚部はガイガーと同じように開いたり出来ます。ただドリルガオーとのロックが緩いので膝を曲げると外れたりします。
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新規造形のマニピュレータ。関節が3つあり細かい表情が付けられます。
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基部が前後出来る構造になっており、指を曲げずとも表情がつくようになっています。
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ピースも自然に出来ます。
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細かい動作が出来る反面、とても繊細で破損が怖いです。私が外れを引いた可能性もありますが根元の部分から取れてしまい、動かす度に外れてしまいます。
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右腕を高速回転させて飛ばすブロウクンマグナム。付属ジョイントを使って再現することが出来ます。
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ジョイントをベースに取り付けて右腕を差し込めばブロウクンマグナムの発射が再現出来ます。このジョイントは「RG ゴルディマーグ」でも使用することになるので保管するよう記載がありました。
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左腕で展開する防御フィールドのプロテクトシェードはエフェクトパーツで再現。左手を掌底の形にして接続パーツを被せます。
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円形のエフェクトパーツを差し込み固定パーツを取付て完了(つるつるしている方が正面のですが画像のは間違えています)。大きいですが軽いので倒れることはありません。
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ガオガイガーが使う武装、ハイパーツールの一つであるディバイディングドライバー。細かいモールド、ランプ点灯部分をクリアーパーツでの再現、先端とシリンダーに金属パーツを使用とこだわりを感じるクオリティです。
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細部が非常に細かいです。フレームの形状やパイプやダクトなどの色分けもされています。
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ドライバー内部にはスプリングを入れるようになっており、シリンダーが伸縮します。
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金属分重量がありますが保持に問題はありません。劇中アクションを再現出来ます。
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必殺技のヘルアンドヘブン。細かいモーションなどがないので再現がしやすいです。
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ステルスガオーのフィンを開きます。
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両腕を前に出して、専用ハンドパーツに差し替えて再現が出来ます。干渉せずに再現出来る設計が流石RGです。
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一応ですが元のハンドパーツでも再現出来ます。こちらは指の隙間が出来てしまうので素直に再現用パーツを使った方が良いと思います。
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以上、RGガオガイガーのレビューでした。バンダイの勇者プラモは玩具再現度が高いスーパーミニプラでしたが、今回のRGは合体ギミックはそのままに各部がハイディテール化されています。変形、合体、可動域とディテールの両立はコトブキヤ勇者やスーパーミニプラより一歩踏み込んだものと個人的に思っております。各種ハイパーツールや同じ構造のガオファイガー等今後の展開が広がりそうです。
合体後の可動域が少し狭くなる部分は何かしらのアレンジが欲しかった所ではあります。個人的にはガイガー、合体後の見栄え重視の差し替え頭部とハンドパーツがあればよかったと思います。細かい造形な分、強度が怪しい部分やポロリする箇所等もありますがクオリティが高く、超合金やポーズ+を持っている方にもおススメです。
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