こんにちはアルコンです。今回は太陽の勇者ファイバードに登場した「3獣合体ドライアス」のスーパーミニプラのレビューです。こちらはファイバードとは異なりプレミアムバンダイ限定で発売されました。
3獣合体ということで、3体の獣メカで構成されています。BOXが3構成ではなく通常でした。
付属シールは1枚。
ハンドパーツは平手、指を第2関節で曲げた状態の平手、手首に角度を付けた握り手が付属。
主兵装の「デスブレード」。二又になっているのが特徴で、刀身はファイバードの剣と対をなすようにシルバーとなっています。
デスイーグル
鷲型メカ。3獣合体では頭部、胸部担当。インディブルーのような濃いめの青色で、意外とメリハリついた鳥型です。
頭部は360度回転出来、首は上下に振れます。
主翼は傾きを変えられ、大きく広げることが出来ます。
脚の関節は2つあり、真っすぐ伸ばせます。
足先は上下に、踵の爪は単体で動かせます。爪は肉抜き穴が目立ちます。
合体ギミックの構造上関節が限られていますがポーズの自由度は高め。しかしベース接続用の穴がないのが残念（画像では無理やり乗せております）。
デスタイガー
虎型メカ。3獣合体では右半身担当。合体ジョイント等まる見えの状態ですがそこまで気にならないようまとめられています。足には肉抜き穴ガッツリ。
首はボールジョイントでぐるりと回せます。
下顎が開きます。
首は上下に僅かに振れます。
首から胴の部分が上下に動かせるので、表情がつけられます。
上部に装備しているキャノンは少し上に向けられます。
脚はロール軸なので体と水平になるように伸ばせます。
付け根もロール軸になっているので足を開けます。
脚部の可動範囲が広く自由度が高いので、屈んだり飛び掛かっているようなポーズが取れます。
デスドラゴン
ドラゴン型メカ。3獣合体では左半身担当。翼と爪のシルバーは塗装済み。デスタイガーと同じ構造なのですが、こちらは玩具感剥き出しな仕上がりになっています。とはいってもコンパクトに纏まっており不格好という程ではありません。
下顎が大きく開くのでドラゴンらしい迫力が出せます。
頭部は360度回転出来ます。
首から胴にかけての部位が動かせます。
手、足は伸ばして開くことが出来ます。
尻尾は合体する際の恩恵で関節がついておりクネクネと曲げられます。
控えめな大きさの翼は角度を付けて動かせます。
デスタイガーより首の振れ幅大きいので水平にして飛行させているようにも出来ます。
3獣合体ドライアス
デスイーグル、デスタイガー、デスドラゴンを合体させます。
デスイーグルから胸、尻尾、脚、頭部を外します。
デスタイガーは胴体を左右に開き、脚を中に入れて頭部の中にある腕を出します。真っすぐになるように整えたら完了。
デスドラゴンも同じ要領で変形させます。
タイガーとドラゴンを合わせ、イーグルで外したパーツを取り付けます。
後ろにはイーグル本体を取り付け、その上に折りたたんだドラゴンの尻尾を取り付けます。
最後にイーグルの頭部を胸に持っていき、ロボ頭部を取り付けて完成です。
”3獣合体 ドライアス”
勇者ロボと見間違うほどのカッコよさがある宇宙皇帝ドライアス。差し替えパーツなしでマッシブでメリハリある造形に仕上がっております。
ファイバードと比較。1.2倍くらい大きく、アニメでも宇宙警備隊よりも大きい体、パワーで圧倒していました。
グレートファイバードと比較。最強合体して身長の釣り合い取れました。構造が違うので単純比較出来ませんが、ドライアスの方がスマートに出来ています。
戦闘機形態も持っており、巨大ジェット戦闘機「ドライアスジェット」に変形出来ます。ファイバードもそうですがきっちり固定しない部分が浮き、綺麗な戦闘機のシルエットにするのが難しいです。
頭部は目と口が彩色済みでボールジョイント。ジョイントが前後に動くので仰ぐことが出来ます。
腰はロール軸で360度回せますが、前後への振れ幅はありません。
ブースターになった尻尾。バーニアの造形があります。
腕、肩関節は自由度が高く、水平に出来て肘も深く曲がります。
関節を引き出して拳を正面で合わせることも出来ます。胸部装飾はずらせるので阻害することなく動かせます。
股関節は下に引き出す方式で可動範囲を広げます。
前後に開脚出来ます。軸が固めなのでグリスを塗るのがいいと思います。
膝も90度以上に曲げられます。
つま先は内側に少し向けられます。
指が曲がっている平手は合体バンクで見せたもの。汎用性高くて邪悪さを出すポーズにも一役買います。
音叉をモチーフにしたデスブレード。専用ハンドパーツを使えば正面に突き出せ、劇中で見せたデビルフォーンという音波攻撃の再現も出来ます。
正眼の構えにすることも出来ます。ただ剣の柄が短いので両手持ちは出来ず、あくまでそれっぽくではあります。
ドラゴンの翼はデスシールドとなり左腕に取り付けます。
先端にブレードの柄を取り付けられます。
初登場時、ファイバード達を見下ろす巨体さのドライアス。まぁまぁの絶望感です。
フレイムソード・チャージアップを受け止め、弾き返すパワーを持ち、宇宙警備隊を圧倒。柔軟なので劇中シーンの再現も難なく出来ます。
以上、3獣合体ドライアス のレビューでした。玩具版より各獣がスリムになっており、関節が追加されたことにより屈んだり飛んだりと獣らしいポージングが可能となりました。
合体も差し替えなしで見事なプロポーションを実現。左右分割での合体は勇者ロボお馴染みの方式ですが、玩具だと可動域が完全に無くなっていました。ミニプラでは関節を各所に追加することによってスタイルと可動域の両立を実現しています。合体構造が違うのですが、勇者ミニプラでは一番のクオリティではと個人的に思います。
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