こんにちはアルコンです。今回は「スーパーミニプラ ライアン&ガンキッド」です。勇者ロボお馴染みの火力増強メカとして登場した2体のロボットです。こちらはプレミアムバンダイ限定で販売されました(現在は受付終了しています)。
宇宙剣士ライアン
仲間の復讐の為に地球にやってきた、機械生命体の剣星人。後に共に戦う仲間になります。人型からライオソードと呼ばれる剣に変形するロボットで、ロボ形態のスタイルはスラッとしていてバランスがいいです。デザインは当時の玩具を元に手足の関節を追加した感じです。大きさはHGガンプラと同じくらいです。
可動域
付属品のご紹介。ライオソードの見栄え用の柄です。装飾のライオンの出来がよく、他のラインも細かいです。
後ろはこんな感じです。
通常の刀身とパース用の2種類が付属し、差し替え式です。粒子の細かいシルバー塗装がされています。
ファイヤーダグオン、パワーダグオンに持たせるための握り手と持ち手です。
人型から剣へ変形したライオソードを支える為のスタンドが付属、短い方はガンキッド用です。
2体分が一つになっているシールが付属。
頭部の白以外の部分、胸と肩のゴールド、ブラック、ライオンの鬣は彩色済み。
ライオンの口は開きます。
肩は後ろに開く関節があります。見栄えもいいです。
腕は肘までですが曲げられ横にも開きます。しかし握り手は固定で動かせません。腰もシンプルな構造なので向きを変えられます。
膝関節も90度曲がり横にも動かせます。
ライオソード
ロボットモードからライオソードに変形します。ソードと言うには刀身が短かく劇中の姿とかけ離れていますが、これは当時の玩具を再現したためです。玩具をそのままサイズダウンしたといった感じです。
自立は出来ないので裏からスタンドを付けます。
アニメではこの状態で空を飛んで移動していました。
変形ギミックのため肩が大きいですが、各部自由に角度調節出来るので玩具のような直立以外のポーズが可能になりました。
ファイヤーダグオンに持たせる際には専用持ち手に付け替え、接続パーツを持たせます。この持ち手、接続部が非常に固いので付け替えの際には注意が必要です。
持たせるとこんな感じです。ボリューム大きくなり遊びごたえありますが、剣というより盾です。しかしながら玩具版の出で立ちがきっちり再現されています。
これで戦闘シーンを再現するには限度が・・・・・・と言いますかもう別の武器です。やはりアニメの様には行きません。
「ファイヤーダグオン! 俺を使え!」
そんなときの為に、サイズを合わせた見栄え用ライオソードが付属しています。ライアンは大きさを自由に変えることが出来るので何も問題ございません。
スタンドを使えば劇中モーションの再現が出来ます。サイズを合わせているので非常にスマートで格好いいです。玩具版を触ったことがある私としましては、夢にまで見た光景です。
しかし両手持ちはシビア。関節があらぬ方向を向いて見栄えが良くないです。画像のポーズにするのも結構苦労しました。ファイヤーダグオンの関節がもう少し前に動かせれば良いのですが、そこは要改造になります。
パワーダグオンにも同様に持たせることが出来ます。
パース用刀身に差し替えました。非常に見栄えが良く、少し斜めから見る姿がアニメと一緒で迫力あってカッコイイです。
ガンキッド
始めは敵側として登場したが紆余曲折あってダグオンチームに加わったロボで、その名の通りガンマンのような見た目をしており、踵にはガンマンのブーツに付いている拍車もあります。背中の大筒が目を引きます。
目元、頭部と胸部、腰のゴールド、胸のイエローは彩色済みです。目鼻立ちもきちんと造形されています。
テンガロンハットは差替えでエンブレムがないものに変更出来ます。これはダグオンチームに加入する前に被っていた物の再現です。
胸部上にあるパーツを上げると劇中のマスク姿が再現出来るようになっています。
こちらも関節が追加されたので曲げや捻りでフレキシブルに動かすことが出来ます。玩具では開かなかった脚部が切り離せるようになったのが大きいです。
側面に付いているキッドバルカンは銃口を正面へ向けられます。
モードチェンジ
ガンキッドは戦闘機、戦車、大砲の3形態へ変形させることが出来ます。
背部の主翼を展開し大砲を正面に向ける戦闘機形態「キッドファイター」です。大砲を胴体にするという中々斬新なデザインです。
主翼と脚部を折りたたんで変形する戦車形態「キッドタンク」です。
こちらが大砲形態の「無限砲」。劇中ではファイヤーダグオンメインの強化武装になります。
下部がショットガンのように前後にスライドします。
ファイヤーダグオンに取り付けるには付属する専用ジョイントを腰に取り付けます。
無限砲は右側に装備します。重くて自立出来ないのでディスプレイスタンドは必須です。発射する際アニメでは左腕を添えていたのですがミニプラでは流石に届きませんでした。
パワーダグオンにも装備可能。こちらは最初から本体にジョイントが内蔵されており背部を取り外して展開します。
左肩に担いだ状態になりますが流石パワーダグオン、安定しているのでスタンドなくとも支えられポーズが取れます。アニメを再現する際はショベルを後ろに回し先端を地面につけてアンカーのようにします。
スーパーファイヤーダグオンに取り付け、「トライアングルクリスマスビーム」を再現することが出来ます。こちらもスタンドなしでディスプレイ出来ます。
ライアン本体で再現するとこんな感じで大ボリュームになります。ディスプレイするならこちらの方が迫力もあり見ごたえいいかもしれません。なによりリアルタイムで視聴されていた方はこの玩具版の方が思い出深いのではないでしょうか。
ライアン&ガンキッドのレビューでした。それぞれがHGガンプラに近い可動域を持っているので様々な表情を付けてポージング出来ます。放送当時に遊んでいた自分としましては非常に感動しました。全体的に見栄え用のライオソードがこのキット一番の評価ポイントだと思います。今回のミニプラは玩具版を丁寧にサイズダウンしたものに仕上がっていますが、逆に言えばアレンジが少ないのでもう少しオリジナル要素があってもいいのではと思いました。と言ってもライアンは大きさを自由に変えられるという設定があるので致し方ないですが。これにてスーパーミニプラのダグオンシリーズは一旦終了、他のダグオンが立体化されるのを期待しております。
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