こんにちはアルコンです。今回は「HMM034 RZ-046 シャドーフォックス マーキングプラスVer.」のレビューです。こちらは2012年に発売されたキットに新規デカールを追加して再販されたものです。
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全体
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ヘリック共和国軍が開発したキツネ型ゾイド。ライガーゼロの支援機として生まれ、コマンドウルフの後継機になります。外装は真っ黒ではなくネイビーブルーのような色合い。外装以外はギラツキ抑え目のメタリック調の成型色で出来ており、特にゴールド、シルバーの塗装はしっとりしていて綺麗に仕上がっています。しかしランナーごと塗装しているのでゲート跡が目立ち、殆どがアンダーゲート化されていません。HMMの中でも後から販売されただけありスタイルよくディテールもきつ過ぎず何より製作しやすいです。
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先輩のコマンドウルフと比較。ウルフより若干小さく、脚部を外装で覆っています。
付属品
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パイロットは軟質素材で成型済みのものです。ボーナスとして無色クリアーが付いてきます。
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マーキングプラスということでデカールが豊富です。
可動域
頭部
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首とはボールジョイントで繋がっており上下左右に角度を付けて動かせます。が、上に向ける際に問題点が。
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背中にある武装のアームと首が干渉して上を向くどころかパーツが削れてしまいそうになります。首にはスライド機構があり前に動かすことによって干渉を避けることが出来ます。
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スライドさせれば上にも無理なく向けられます(干渉を避けるため武装アームをずらしています)。
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左右にも自由に傾けられますがジョイントが外れやすくなっています。
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下顎がそこそこ開閉し表情が付けられます。牙はエッジ鋭くシャープな造形ですが上顎の牙が大きく、口を閉じるとアニメに出てきそうな出っ歯キャラみたいになってしまいます。さらに口を完全に閉じた状態だと指で開けられずピンセット等細い物が必要になるのも難点。その為か取説では口を閉じた状態の写真がなく、どれも半分口を開けた状態です。
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コックピットはこんな感じです。パイロットを取り出す時はコンソールのパーツを取り外す必要があります。
胴体
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胴体にも引き出し式関節があります。
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左右に振れるようになったのでポージングの幅が広がります。
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胸部にゾイドコアを収納。コア台座は外装で挟む方式で引っ張り出せません。
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尻尾は根元と中間で2軸あり上下に大きく振れます。反面左右には数ミリ程度しか動きません。
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内部には「AZ70mm内蔵型電磁ネット砲」を装備。シルバーのカバーは下げて展開出来ます。砲身は固定されています。
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尻尾上面が開いておりそこから砲身が出せます。しかし取説の何処にも書かれていないのでこれは間違った使い方の様です。
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後部下側にフライングベース用の穴があります。
脚部
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外装の形状がどことなくライガーゼロに似ています。HMMではライガーゼロから得た帝国技術を使用しているためという設定になっています。
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前脚の可動域。コマンドウルフのように深く曲げられます。
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後脚も同様に曲げ伸ばし良好です。真っすぐにするとシリンダーディテールが宙に浮くので伸ばす際は程ほどが良いです。
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胴へ繋ぐ関節は引き出し式で、伸ばすことにより前後に動かせ角度も付けられます。
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「ストライクレーザークロー」は1本ずつの可動はしませんが上に動かせます。
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足首はポリキャップ製のボールジョイント。ゴドスにも使われていたものです。
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左右への傾きはまぁまぁ出来るのですが、如何せん固定されていないのでジョイントごとすっぽ抜けやすいです。正直この方式は止めてほしいです。
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踵にはアンカー付いていますがジェノザウラーの様に地面には付きません。これは固定用のアンカーではなく山岳地帯のような場所や高速走行時の強制ブレーキといった歩行補助機として使用されるためです(取説の解説より抜粋)。
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引き出し式関節も内蔵しているので屈んだポーズも問題なく出来ます。流石にお座りのような状態には出来ませんでした。
武装
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背中に「AZ30mm徹甲レーザーバルカン」を搭載。付属する武装はこれのみです。ガトリングガンが載っている部分は「マルチウェポンラック」になっており、他HMMの武装が取り付けられるようになっています。
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ウェポンラックの後ろには増速用ブースターを装備。可動ギミック等はなく少しのディテールがあります。
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銃身には肉抜き穴がないのでシルバーの塗装と合わせて非常に綺麗です。
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砲口を80度くらい上に向けられます。
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ブルーの部分は「ショルダーウェポンラック」といい、アームになっていて前に展開させることが出来ます。
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頭上まで持ってくることが出来ます。
ポーズ
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全体的に柔軟で引き出し式関節により屈んだポーズだったり横を向いたりと自由にポージングさせられます。武装はガトリングガンのみですがクオリティが高くウェポンラックの可動と合わせると意外と飽きずに遊べます。
以上シャドーフォックスのレビューでした。組み立て難易度がHMMの中でも低く、合わせ目が少ないのでプラモが苦手な方でも作りやすいゾイドになっています。反面塗装済みパーツのゲート跡が目立つ、背部後方についているウイングバランサーがすぐ取れる、足首がジョイントごと取れる、口を閉じると指で開けられないといった問題点もあり、不満点がプラモの構造ではなく見た目に関することが多いのが残念な所です。素立ちの状態でも十分カッコイイのでライガーゼロと並べるといい感じです。
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