こんにちは、アルコンです。今回はグッドスマイルカンパニーから発売されているモデロイドシリーズよりダンガイオーのレビューです。
ダンガイオーとはOVA「破邪大星ダンガイオー」の主役ロボです。OVA作品なので本編よりもスパロボでの活躍しか見たことが無い方もいらっしゃるのではないでしょうか。オープニングがめちゃくちゃカッコいいので未見の方は是非そちらだけでも。
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全体
ダンガイオーは4機のダン・メカニックと呼ばれる戦闘機が合体してロボとなります。
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劇中の姿が再現されたプロポーションです。少し張ったような胸部にスラリと長い脚というメリハリの効いた再現度高いフォルムです。ボディの成型色は水色をさらに薄くしたような感じで、劇中の白と水色の中間のような色よりは薄水色寄りです。全体のエッジは少し抑え目です。
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HGガンダムとMGジムⅡと比較。本体は約24cmと頭一つ大きく、並べるとスタイルの良さが際立ちます。
付属品
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通常の拳、武器用握り手、スパイラルナックル用拳、平手、サイキック・ウェイブ再現用の平手、ダンガイソード(破邪の剣)1本、合体ジョイントが付属。
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サイキック・ウェイブ時に浮かぶ紋章は予めプリントされたもの。手甲は通常平手に付いているものを共有、使う度に付け替える必要がある少し面倒な仕様。
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ダンガイソードは彩色済みで丸々この状態でランナーから切り離します。
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柄の装飾だけ別パーツ(彩色済み)になっています。その為片側だけ合わせ目のラインが出てしまいます。
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刀身は細かい粒子でギラツキ抑え目。先端のエッジも少し丸みを帯びています。
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モデロイド ダンガイオーの合体はパーツ差し替えで行います。画像の物全て合体時に使うパーツです。
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各部ラインや戦闘機形態のキャノピーを補うつや抑え目のたシールです。
ダンメカニック
ミア機
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ダンガイオー背面ブースター担当のミア機は4機の中では一番戦闘機らしさがあるフォルムです。キャノピーは本体と同じ青パーツで色分けされ細かいモールドもあります。
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本体下側にはディスプレイスタンド用の穴があります。同メーカーが出しているスタンドを所持していないのでバンダイの魂ステージACT4で代用(大きさ同じだったので問題なくいけました)。
ロール機
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胴体担当のロール機。戦闘機というには少々無理がある、ほぼロボ形態と同じフォルムですがアニメがそもそも立体化には向かない機構をしているので仕方ない所です。
ランバ機
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腕部担当のランバ機は4機の中で最小です。合体する際のジョイントがそのまんまで好みの分かれる所です。
パイ機
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脚部担当のパイ機は4機の中で最大。後ろや斜めから見ると戦闘機なんですが、見下ろすと隙間が多くて流石に無理があります。
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ロール機、パイ機のパーツを一部取外し、付属のジョイントで2機を繋げてパーツを付け直せば劇中で見せた2機の強制合体状態を再現出来ます。本来は想定されていない形態で、個別のメカ同士の合体はこの2機のみでした。戦闘機ぽくない2機同士の合体なのでよく分からない飛行物体になっています。
ダンガイオー
合体させるには各メカのパーツを分解して差し替える必要があります。
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「クロス・ファイト! ダンガイオーッ!!」
ミア機
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機首と翼を取り外し、差し替えようの翼に交換します。
ロール機
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機首、ブスーター等4割ぐらいのパーツを外します。
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赤いパーツを上下反対して付け直し左右のパーツを180度回転させます。その後画像の頭部、肩パーツを用意。
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取り付けて準備完了です。
ミア機
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左右のブースターを機首から取り外します。
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尾翼がある赤いパーツをない物に差し替え、尖った装飾品を挿して完了。
パイ機
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機首、外装、ブースターを取り外します。
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ロール機で取り外したパーツを付け、外装を差し替え用のものに交換します。
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最後に別パーツの腰、拳、足を取り付けます。
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「ダンガイオー見参!!」
ポーズ
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ドクロのような複雑な形状の顔、額の赤と黒部分は彩色済み。
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ボールジョイント接続でグリグリ動かせますが上にはほぼ向きません。傾きは付けられるのでポーズに合わせて微調整は出来ます。
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ボールジョイント、ピン軸のシンプル構造で干渉する部分がないので捻りは良好です。
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反面前後の可動域は僅かで画像は後ろに最大まで動かした状態です。胸を張るポーズが出来るくらいの範囲です。
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腕は水平までは上がりませんが良好な範囲です。
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肘は半球状のパーツを重ねる方式のジョイントでダンガイオーのデザインに合わせています。ただ戦闘機状態の取付穴がそのまま残っています。
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90度までしか曲がりませんが表情を付けるのに不便はしません。
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肩の接続はボールジョイント。引き出し式関節は無く可動範囲もそれなり。
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ジョイント位置が胸部より少し上にあるので干渉せず、腕も長いので引き出し式でなくとも両手を前で合わせることが出来ます。
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剣の両手持ちが不自由なく出来ます。角度も柔軟に変えられるのでストレスなくポーズを付けられます。
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膝は正座出来るほど深くは曲がりませんが膝立は可能です。
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横一文字に開脚出来ます。
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細い脚ですが無茶なポーズをしなければ中腰状態を維持出来ます。
ポーズ
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敵めがけて腕を飛ばして(パイロット乗ったまま)攻撃する「ブーストナックル」。乗っているランバの「こらっ! 勝手に飛ばすなっ!」までがセット。
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額から青い光線を放つ「ダンガイビーム」。エフェクトパーツはないので再現するには買い足す必要があります。
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拳を合わせて射出、回転させながら飛んでいく「スパイラルナックル」は付属の専用拳を使って再現出来ます。個人的に拳を下から見たときのデザインが少し格好悪い印象。
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「サイキック・ウェイィィィブ!!」
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掌から念動力を放出する必殺技「サイキック・ウェイブ」。掌に浮かぶ紋章がプリントされた平手に交換して再現させます。
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サイキック・ウェイブで拘束した敵に、拳を合わせて出現させたダンガイソードでトドメを刺す「サイキック斬」。こちらも一連の流れを余すところなく再現出来ます。
以上「モデロイド ダンガイオー」のレビューでした。劇中スタイルでの立体化かつ合体も再現出来るという貴重なダンガイオーです。予想以上に差し替えパーツが多いですが、そのおかげでロボ形態のプロポーションの再現度が高いです。反面個々の戦闘機は原作再現とはいかずロボから切り離したまんまの形状しており、外したパーツもそのままです。元のデザインが辻褄の合わない、玩具化を無視したような合体なのでこの辺りはしょうがない所であります。合体ギミックを内蔵しての立体化でのダンガイオーですが、見得を切ったポーズで飾るのが一番だと思います。
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