こんにちはアルコンです。今回は「HMM044 RZ-029 ストームソーダー」のレビューです。
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全体
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テラノドン型ゾイド「ストームソーダー」。左右の大きな翼に目を引かれますが、各部のエンジンノズルや排気口、モールド等が細かく出来ており、既存の戦闘機を模したようなデザインが秀逸です。合わせ目が出そうな部分は各部段落ちモールド化や目立ちにくくなっており、どうしても出てしまう部分は3,4か所と少な目です。関節キャップはブラック、頭部、脚部の3か所にクリアーオレンジが使用されています。シリンダーのディテールが各所にありますが色分けされているのは脚部のみです。
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翼を広げた際の大きさは約48cmと非常に大きく迫力があります。
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組立式パイロット、ゾイドコア、2連装パルスレーザーガン×2が付属。
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水転写デカールが1枚付属。
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コトブキヤのフライングベース・ネオに接続して使用するディスプレイパーツが付属。
頭部
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メカメカしさがたまらないイケメン顔。正面、側面にはありませんが首との接続部分に合わせ目があります。
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首は上下に動かせますが、胴体より上のは向かないです。頭部は引き出し式のボールジョイントになっておりグリグリ動かせますが、外れやすいです。
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頭頂部に格納されている「トップソード」、成型色はメタリックブラック。引っ掛けがないので、軸部分を爪で押すと展開しやすいです。
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口は大きく開き、180度近くまで開けられます。
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口の中にも細かいモールドがあります。
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口内のグレーパーツを下げるとコックピットが現れます。
胴体
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前後にノズルがついていて、エンジンらしさを上げています。主翼、脚部との接続はPC。
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エアインテークは中も細かく出来ています。
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ゾイドコアは胴体下部に格納されており、こちらも造形が細かいです。
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少しですが尻尾にも可動域があります。
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広くはありませんが上下左右に動かせて、表情をつけられます。
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背部のエンジンポッドは前後と上下に少し、左右には360度動かせます。
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後ろのノズルは引き出せるギミック付きです。
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尻尾の付け根にフライングベース対応穴があります。
脚部
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プテラノドン特有のスリムな脚です。接地面積は少ないですが倒れたりすることはありません。
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付け根、ももはロール軸で可動域は広く、つま先も曲げられます。PC接続なので少し緩く、飾っていて倒れる場合はここが原因だと思います。
主翼
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主翼は2軸になっており画像のように曲げられて前後にも傾けられ、保持もきちんと出来ます。
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3本爪の「アイアンクロー」はエッジが非常に鋭いです。
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翼の武装は「アイアンクロー」と「2連装パルスレーザーガン」の選択式です。
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翼の裏側。 格闘戦用「ウイングソード」が格納されています。
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ウイングソードは前に広げられます。こちらも成型色はメタリックブラック。
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アイアンクローが接続されている部分は3軸のアームになっています。
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各所を画像のように地面に付くよう微調整、口を開けて降着状態にすることが出来ます。
飛行形態
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飛行形態にするために脚を動かします。まずは真っすぐにします。
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装甲、足先も画像の様に真っすぐにします。
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装甲は先端がフックになっており、脚部フレームの突起にカチリとはめて固定します。
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胴体と水平になるよに向け、つま先と尾翼を微調整して完了です。
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翼を広げて飛ぶ姿は空の王者と呼ぶにふさわしいです。但しこの状態で飾るには別売りディスプレイスタンドが必要です。
大きさ比較
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コマンドウルフと。主翼分大きいですが、胴体は同じくらいです。
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ブレードライガーと比較。横に並ぶと細さが際立ちます。
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小型のモルガと比較。絶望的な戦力差です。
以上、ストームソーダーのレビューでした。HMM後期の新規設計ということで発売されたこのキット、かなりの完成度を持っています。トミー版を知らないのでアレンジ部分が分からないのですが、各部の可動域や干渉具合、翼の保持も出来ると申し分なしです。ゲート跡はありますが合わせ目も殆ど目立たないようにされています。組立易すくパーツ数が少ないのでガンプラ作れるなら問題なく作れます。
難点としましては、まずはお値段。結構いい値しますがクオリティも高いです。後はHMMシリーズお馴染みのポロリ箇所。ストームソーダーの場合は頭部と、胴体のエアインテークとノズルです。頭部は難しいですが胴体の部分は接着しても大丈夫です。この先気になるのが翼の保持力。PCパーツを使用しているので経年劣化と共に保持も出来なくなると思われます(これはプラモデルでは仕方のない事ですが)。
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