こんにちはアルコンです。今回は「HMM056 RZ-053 ケーニッヒウルフ」のレビューです。発売日は2023年7月。
HMM ZOIDS RZ-053 ケーニッヒウルフ 全長約290mm 1/72スケール プラモデル 成型色 ZD112 新品価格 |
ZOIDS HMM 1/72 RZ-053 ケーニッヒウルフ プラモデル 価格:14,400円 |
カスタマイズパーツ 「デュアルスナイパーライフル&AZ5連装ミサイルポッドセット」のレビューはこちら
全体
※首のベルトが胴体に通せるのですが、組み間違えて外に出ております。
商品化アンケート上位だったオオカミ型ゾイド「ケーニッヒウルフ」が立体化。付属品以外は完全新規で、関節キャップのみライガーゼロからの流用になります。
コマンドウルフよりも大型で装甲も厚いのでマッシブに見えますが、狼らしいフォルムが再現されておりスタイリッシュ。
関節はポリキャップでの接続。センサーはクリアーオレンジ。目にも使用されていますが光が入らなくて少々暗く、影になるとオレンジだと分かりません。組立にはHMMを作り慣れている人間で3時間ほど掛かりました。
装甲、関節の配色は成型色で再現されていますが耳のラインなど一部は塗装する必要があります。ライガーゼロよりも明度が高いホワイトの装甲が綺麗です。
頭部から胸部、胸部から腰部に接続されているケーブルは久しぶりに軟質素材のものが採用されています。カスタマイズパーツ ビームガトリンングに使用されているものより細くて硬めですが、いずれは劣化してしまう恐れあり。
アンダーゲート化はされていませんが、合わせ目は細かい分割とモールド化によって出ないようになっています。
上部に5mm穴のハードポイント。ジョイントは付属しないので他から持ってくる必要があります。その下には冷却ファン。別パーツ化されており羽と羽の間に隙間がある細かさ。接続硬めなのでクルクル回る仕様ではありません。
腹部下部にフライングベース対応の5mmがあります。
付属デカール。ウルフ用の新規です。
付属品は組立式パイロットのみ。今回関節キャップが余らず、ランナーの関係で余剰パーツが少量出ます。
ゾイドコア台座。コアはパーツを分解しないと着脱出来ない仕様です。
コアは胴体胸部に格納。ピンを差し込んでスライドさせる方式で取り付けます。
ギミック
耳に可動範囲があり向きを変えることが出来ます。中々に画期的で、凛々しい顔を愛嬌あるものに見せることが出来ます。
頭部左右のパーツが開きます。
頭部後方に装備されている可動式ヘッドギアで3連スコープはクリアーパーツで再現されてさいます。展開するときは耳を真っすぐにしてヘッドギアを180度回します。ゾイドコアのように固定はしないので側面からだと少し浮いたように見えます。
コックピットはコンソールボックスが可動、ボタンなど細かい意匠があります。
腰上部に搭載している「2連装マルチディスチャージャー」。基部とロール軸で繋がっており回転させられます。
砲口がマイナスモールドになっています。気になる方時は穴を空けてもいいかもしれません。
基部が90度展開出来、下にあるセンサーが見えるようになります。これでディスチャージャーが干渉せずに前方へ向けられる様になります。
外側に角度を付けることも出来ます。ロール軸と合わせて広く動かせる武装になっています。
可動域
下顎の開閉は60度ぐらいで丁度いい角度。画像は最大まで開いてある状態なので、これ以上開きたい場合は改造が必要。
首は上には大きく、下には動かせず。実物のオオカミと同じ可動範囲になっています。
頭部、胴体にロール軸があるので左右に鼻先を向けるまで動かせます。
腹部と腰はロール軸接続なので腰を大きく振れます。側面の装甲は可動に合わせて動き、ケーブルもゆとりがあるので邪魔になりません。
脚部はロール軸。脚側に引き出し関節がり八の字で床にベタっと付けるぐらい開きます。
今までの4脚ゾイドと同じく深く曲げらっれます。シリンダーのギミックはありません。
爪は4本繋がっており可動は無し。裏に肉抜き穴あり。
足首は両端にロール軸があるので可動が広く、色んなポーズを取らせても設置性が高いです。
ポーズ
脚部が深く曲がるだけでなく横にも開くので、腰の可動と合わせて生物らしいポーズを簡単に取らせることが出来ます。
フライングベースを使って躍動感を出したポージングが可能。本体のバランスがいいので傾いたりしにくいです。
5mm穴対応軸を使って様々なオプションを付けて遊べます。穴が腰より前なので武器によってはバランスが悪くなると思います。
簡単に大きさ比較。コマンドウルフとは1.5倍以上の体格差。随伴相手であるライガーゼロとの差はほぼ無し。並べるとスタイルの良さが際立ちます。
以上HMM ケーニッヒウルフのレビューでした。殆どが完全新規ということで、これまでのHMMで培われた技術が盛り込まれスタイルの良さと可動域の広さ、合わせ目の目立たない作りを両立したゾイドになっています。気になるのはオレンジの目が暗くなってしまう点。目は裏からラピーテープを貼るのがオススメです。
お値段少々しますがポロリもなくスタイリッシュで格好いいのでゾイド好きでない方にもオススメ出来るキットです。
コメント
首のベルトは前脚付け根の白い装甲付近で胴体の中を通せますよ
ご指摘ありがとうございます。コメント頂くまで気づきませんでした、お恥ずかしい限りです。