超合金 RZ-041  ライガーゼロ専用チェンジングアーマーセット レビュー

スポンサーリンク
※当サイトはアフィリエイト広告を利用しています

こんにちはアルコンです。今回はバンダイスピリッツから発売された「超合金 ライガーゼロ」専用の「チェンジングアーマーセット」のレビューです。発売日は2024年1月。

今回レビューには同月発売の素体を使用しております。

内容はゼロと同じ付属品とCAS懸架台が一つ。

超合金 ライガーゼロのレビューはこちら

セット内容

イェーガー、シュナイダー、パンツァーのチェンジングアーマー(以下CA)と、各アーマーをディスプレイ出来る懸架用スタンドが付属。懸架用スタンドは5本の作業アーム付き。

以下、各CASのご紹介。

イェーガー

※ゾイドコアとショックカノンをつけ忘れておりますm(__)m

蒼き狩人の異名をもつ高速戦闘形態のイェーガー。背に大型イオンブースターを搭載し、各部にウイングが追加されています。モールドは控えめですが各部スラスター、装甲の塗分けが細かくなされています。

高速戦闘用ということでゼロよりもシャープで洗練された造形になっています。シャープすぎて先端でケガする恐れあり。

ゼロと同じくピン軸で取付。側面のフィンは軸を曲げて取り付けます。

顔 側面と顎下のフィンが可動。ブレードアンテナは動かせそうに見えて非可動。

脚部アーマーのウイングは90度展開可能。後脚のブレードセンサーが上下可動します。

大型イオンブースターの基部は3軸になっておりストレスなく展開、格納が出来ます。ブースターの展開アームはプラですが、矢印の基部は金属になっております。渋みがありいきなり動かすと負荷が掛かるので少しづつ慣らした方が良いです。

基部は上下に、前後左右とフレキシブルに動かせます。ただしブースターは縦軸方向には回せません。

ブースター側面のバリアブルウイングを展開させると、カバーとフィンが連動して動きます。

フィンは上から順に開きます。

シャープなので動かしているとすごい手に刺さります。シンプルなアーマーなので動かしても可動の邪魔になるようなことはなく、疾走感あるポーズが取れる、台座と一番相性がいいアーマー。

こちらが台座にディスプレイした状態。台座のディテールが控えめで地味なので、アーマーが映えます。洗練されたイェーガーはF1みたいな雰囲気があります。

以上、イェーガーのレビューでした。ギミックは少ないものの、洗練されて無駄のないアーマーは見栄え、可動の両方がCASでは一番バランスが良いと思います。ただシャープすぎて先端の破損には注意が必要です。個人的には超合金CASでは一番好きです。

シュナイダー

紅の剣の異名を持つ格闘戦用形態。7本のレーザーブレードが特徴で、刀身の塗装がメタリックで綺麗です。装甲はオレンジのツートンカラーで単調にならないようになっています。

イェーガーの曲線が多い装甲に対しこちらは多面の鎧になっており、ブレードも相まって攻撃的な見た目になっております。

シュナイダー以外にも言えることなのですが、顔のアーマーが嵌らず浮いてしまいます。強く押しても治らないので、個体差として諦めております(私のはシュナイダーが顕著でした)。

頭部のEシールドジェネレーターが上下に可動。センサーはメタリックグリーンで塗装されています。

尻尾はマルチセンサー兼カウンタースポットに換装。ブレードが展開します。

顔側面のラッシングレーザーブレードは回して前に展開可能。必殺技再現が無理なく行えます。

頭頂部のブレードも前に展開出来ます。関節強度は高いのでブラブラすることはありません。ピッタリくっついていないので浮いており、見栄え気になります。

胴体側面のブレードは真横に伸ばせるほか、前に向けられるように可動軸になっています。

胴体のブレード基部は金属製。クランク状に曲げることが出来ますが、水平以上には動かせません。力任せに持ち上げると破損する恐れあり。

各ブレードの軸は保持力バッチリなので展開した状態でビシッと決まります。

側面ブレードは前に向けられるので、アニメで見せたセブンブレードアタックを再現することが可能。台座を使えば躍動感そのままにディスプレイ出来ます。

懸架台に載せた状態。刀身の美しさを存分に拝めます。

以上、シュナイダーのレビューでした。メインのブレードは軸が金属なのもあり安定しており、保持力が高いので必殺技再現も滞りなく出来ます。反面頭頂部のブレードは浮いたようになる、胴体のブースターは展開すると後脚に干渉するなど、動かしてみると気になる部分が多々ありました。個体差かもしれませんが後ポロリが多いです。

パンツァー

深緑の重火機の異名を持つ火力と機動力を両立した機体。各パーツの大きさと密着度合がすごく、超合金版では堅牢さの方が全面に出ております。

CASの中では塗分け、ロゴの印字等で一番情報量が多くなっております。

ゾイドコア部に装甲版が追加。下部はショックカノンの代わりにミサイルポッドを装備。

頭部のフィン、ブレードアンテナが可動。アンテナは内側もきちんと塗分けられています。

背のハイブリットキャノンの基部は金属なので重いながらも角度を保持しつつ展開出来ます。

砲身は干渉を避ければ90度上げられ、旋回させることも出来る自由度の高さ。

脚部、胴体に多数のミサイルポッドを搭載、ギミック満載です。

一部ミサイルはハッチの開閉に合わせて連動してせり出るようになっております。

胴体下部、尻尾にもミサイルを積んでおり、それぞれ展開させられます。

後脚にはアンカーを装備。格納、展開が出来ます。

全砲門開いて放つ必殺技のバーニング・ビッグバンを再現可能。凄まじい数のミサイルが一斉展開されている姿は非常に映えます。

アニメでの装甲を強制排除したシーン。素体の可動域が広いので伸びをした状態が再現出来るのでやってみました。

懸架台にセットした状態。このまま走り出してもおかしくない重戦車のような見た目です。

以上、パンツァーのレビューでした。各パーツが大きく、ギミック満載でCAS中で一番のボリュームを持っております。展開ギミックが楽しい一方で各パーツの干渉度合が高いのが難点。背部のミサイルハッチは開くとキャノンにぶつかります。ハッチの開閉幅も狭く、そのままミサイル撃ったら誤爆するのではと思うぐらいの狭さです。パーツが干渉して本来の可動域が完全に無くなっているで、ギミックを楽しむアニメ版といった感じです。

ユニットディスプレイ

ライガーが無くても各アーマーが干渉できるディスプレイスタンドです。

5本のアームが付いており支柱の好きな位置に取り付けられます。一か所軸があり可動させられます。残念ながらパーツを持つ機能は無し。

脚部アーマーを取り付ける部分が回せます。

CASと一緒に素体を購入していれば2つあるので、横に置いてホバーカーゴ風に飾ることも可能。ただしアーマーは内側を外に向けて取り付けることは出来ないのであくまで雰囲気です。

以上、超合金 ライガーゼロCASセットのレビューでした。モールドは控えめなものの、各アーマー塗分けが細かく、それぞれの特徴が大切にされている造形でした。この手の商品はアーマーが合っても取り付け先が無いので弄びがちですが、ホバーカーゴをイメージしたであろうデザインのスタンド付属により、ファンの心をしっかり掴んでおります。

しかしながら不満点もいくつか。まず各形態のアーマーがどこかしらポロポロします。接続強度が少々足りないと思います。次にギミックの差。造形は良いもののイェーガー、シュナイダーは最低限のギといった印象で少々物足りず。逆にパンツァーはギミック豊富なものの可動域が狭まっており、胴体の可動はほぼ沈黙した状態になります。総じてお値段の割に小さいところが気になるといった所。

不満も書きましたが、アーマーの着脱は簡単に出来て単体でも飾れる仕様は非常に満足度高いアイテムなのは間違いないです。シリーズ続くか分かりませんが、イクスユニットまで伸ばして欲しい所。

コメント