HMM051 EZ-027 レブラプター レビュー

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ゾイド

こんにちはアルコンです。今回は「HMM051 EZ-027 レブラプター」のレビューです。

レイヴェンラプターのレビューはこちら

本体

ガイロス帝国軍が開発したヴェロキラプトル型ゾイドでオーガノイドシステム(OS)を搭載した次世代機。全体のカラーリングは少し落ち着いた感じで、メリハリ効いたスタイリッシュな造形です。牙、爪とコトブキヤエッジ全開で非常にシャープでケガ注意です。OS搭載のゾイドは格闘戦を好む、という性質を活かした格闘戦特化ゾイドで重火器類は搭載していません。そのため見た目はかなりスッキリしています。

全体の関節強度は程よい硬さでポロポロ落ちるパーツはありません。画像の様に深く屈んだポーズでも保持出来ます。

旧型小型ゾイドと比較。脚部を曲げた状態だと同じくらいの大きさになります。製造年代の違いが一目瞭然、ゾイド開発技術の進化が感じられます。

共和国軍が開発した同じヴェロキラプトル型ゾイド、砲撃戦特化のガンスナイパーと比較。格闘主体のレブラプターの方が腕部、脚部が太くコンセプトの違いが分かります。

付属のパイロットフィギュアとゾイドコア。コアは小型ゾイドながら通常の大きさです。クリアパーツは眼の部分に使用するもののみです。

レブラプター用の新規デカールです。

差替え用パーツ。赤いパーツは腕部用で3mm径穴が空いており武器等の拡張が出来ます。薄紫パーツは胴体の一部で、フライングベース対応の穴が空いたものです。

ランナーを見たときに感動したのが、関節キャップがアンダーゲート化していました。

可動域

頭部

頭部コックピットハッチは特殊金属製という設定を活かしてガンメタル仕様というこだわり。パネル等の細かい部分はありませんが座席のディテールがあります。

顎を最大まで開けた状態です。構造上開きすぎるキットもありますがこちらはこれ以上開かない仕様です。

首とはボールジョイント接続でグリグリ回せます。

BJが繋がっている部分は頭部と一体ではないので角度が付けられるようになっています。

首が前後に動かせます。振れ幅は程ほどですが首の関節域と合わせて真下を向く事が出来ます。

胴体

胴体は引き出し式関節になっています。但し軸が1つなので出しすぎるとスカスカな胴体をさらけ出すことになります。

ピン軸と捻り軸があるので左右へ不自由なく向けられます。

尻尾には中間に軸があるので上下に動かして表情が付けられます。

控えめですが左右にも振ることが出来ます。

ゾイドコアユニットは背部に搭載。主兵装の「カウンターサイズ」が付いている下になります。

カウンターサイズの軸は刃とユニットと分かれており左右で向きを変えられます。

前後にも広く動かせます。

HMMオリジナルでサイズの伸縮ギミックが追加されました。

後部には「イオンチャージャー」というエネルギー制御装置が搭載されています。捻じれたパーツなど造形細かく出来ています。パッケージでは緑に発光しているのですが再現するクリアパーツはありません。

腹部中央にはスリット等で合わせ目が出ないデザイン。パーツ差し替えでフライングベース対応します。

腕部

ヘタレることなく真っすぐ伸ばすことも、中間で曲げることも出来ます。

爪はBJを上下で挟んで接続しています。強度はしっかりしているのでゴドスの様に引っ張っても抜けることはありません。

3本の「ハイパークロー」はそれぞれが上下に動かせます。

腕部自体の横への可動域は殆どありません。

脚部

特徴である脚部は一番造形が細かく、シリンダー等があります。真っ直ぐ伸ばすことが出来、強度もしっかりしています。

通常の爪(本繋がっています)に対し内側の一際大きな「ストライクハーケンクロー」という鉤爪を持っています。それぞれ上方向に動かすことが出来ます。下に動かせないこともないですが、パーツをえぐってしまうので非推奨。

後側のカバーが開き、ブースターを露出させられます。

ポーズ

関節の強度がゴドスに比べ格段に向上しているので前傾姿勢で疾走する姿を取らせることが出来ます。凄い安定しています。

重火器類は装備されておらず白兵戦が得意なゾイド。俊敏性を活かし敵に接近、鋭い刃で切り裂きます。重心を掛けるとベース対応パーツの取付が簡単に外れてしまうので注意が必要です(普通にしていれば外れません)。

以上HMMレブラプターのレビューでした。久々の新規設計のゾイドということで、各関節や合わせ目、製作のし易さが格段に向上していました。作りやすさに関しては重火器類が無いというのもありますが。ポロリパーツが無くしなやかなポーズが安定して取れるのは素晴らしかったです。造形を破綻させたりすることなく出来ているのでHMMゾイドの今後にも期待が持てる完成度です。敢えて言うならイオンブースターにもクリアパーツを付けてくれたらなぁ、といった所でしょうか。カスタマイズに対応出来るように3mm径穴のパーツが付属したり一部質感を変えたパーツ等随所こだわり抜かれた非の打ちどころのないキットです。

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