こんにちはアルコンです。今回はバンダイスピリッツから発売された「超合金 ライガーゼロ」のレビューです。
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パッケージはスリーブ重ね仕様で、内箱はトミー版を思わせるデザイン。
付属品
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付属品はゾイドコア、パイロット、発光ギミック対応クリア仕様台座、スイッチを押したりパーツを引っ張り出すのに使う補助棒、専用台座、テスト用電池LR44×2(搭載済み)。
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ゾイドコアはメタリック塗装が施されています。
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パイロットは最初期版をイメージした造形で、ゴールドメッキ仕様となっています。
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シンプルなデザインで両端にラインがある以外はディテール等ありません。
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穴が2つあり支柱を前後に動かせます。
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真ん中にある支柱がスイングするので位置を変えられます。
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ライガーゼロを載せた部分にも前後左右にスイング出来る機構があります。
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矢印先のスイッチでスイングをロック出来ます。斜めにすることも出来ますがスイッチが固くて角度の融通が利かず、ライガーの重さに耐えられないので傾け過ぎは危険。
素体
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バンダイスピリッツとタカラトミーによる夢のコラボ企画で発売されたライガーゼロ。超合金ブランドでの発売ということで本体の一部にダイキャストが使用された大人向けアイテム。
こちらが素体状態でアーマーを外した本来の姿。各所塗分けが施されており、金属の質感を再現しています。
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首や胴体が従来の機械のブロックのような構造から生物感ある多節構造になりました。プラモなどではグレーだったケーブルやフィンがメタリックで表現されており、ボディの質感と合わせて重厚感があります。
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頭から下半身に掛けてしなやかなポージングが可能です。腰を反るといった動きも自然と出来ますが、初めて動かす時は硬いので少しずつ曲げる必要があります(破損につながります)。
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牙はカッパー寄りの塗装。口が大きく開きます(画像は限界まで開いた状態)。
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コックピット内は塗り分けはなくグレー一色。コンソールパネルなどのディテールはありません。
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キャノピー側に操縦桿らしきものがありました。
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パイロット搭乗させました。
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スイッチを入れてLED点灯。そのままだと発光部分が座席に塞がれ、僅かに赤くなるぐらいの光量です。
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座席を外してクリアーパーツに差し替え。パイロットは乗せられなくなりますが目がきっちり光ってます。
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首を捻って頭を傾かせられますが、ボールジョイントではないので動かし過ぎるとねじ切れそうな予感。
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脚部はフレームの塗り分けが多い箇所で密度が高いです。矢印部分はクリック関節になっておりポーズを保持してくれます。
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赤いラインが入った部分はロール軸になっており、脚全体の向きを変えることが出来ます。こちらは特許出願中の技術だそうです。
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前脚の付け根部分が外に開きます。
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前脚の可動軸はロール軸とボールジョイントが複数合わさった構造。これにより脚を大きく振ったり捻ったり出来ます。ただしライガーらしい動きの追求という事で可動範囲に制限が設けられており、動きの幅を敢えて狭くしている設計。
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後脚は増えた関節もクリック関節。
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前脚と違い可動アームはシンプルな構造でロール軸はなし。
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爪はダイキャスト製で重厚な仕上がり。ボールジョイント接続で各指は独立しています。1本だけ独立している狼爪(ろうそう 猫の前脚にある爪)も作られており獣らしさが追及されています。
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爪の中にはカギ爪があり、本物の猫と同じく引き出すことが出来ます。
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中にワイヤーが入っている尻尾。上下に大きく振れます。
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左右へは先端を真横に向けられます。それ以上曲げると破損する恐れあり。
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根元がロール軸で角度を変えることが出来ます。
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プラモデルにはない多節構造により屈ませたり反らせたりと一連の動きがスムーズに行えます。
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カッコいいポーズだけでなく、座ったり顔をなでるといった可愛らしいポージングも出来ます。
タイプゼロ
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基本形態である「タイプゼロ」アーマー。トミー版の面影を残しつつマッシブになりました。
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アーマーにはオリジナル版のロゴや機体ナンバーが印字されており、ツートンカラー、ダクトの塗分け等により情報量が上がっています。脚部アーマーの先端が外に向いており、毛が逆立っているようなアレンジです。
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頭部のフィンは展開可能。劇中の放熱シーンを再現出来ます。
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脚に左右に動くジョイントがあり、アーマーが大きく開きます。
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外から見えるアーマーの裏にはディテールがありますが、完全に隠れる部位(頭部等)には何もありませんでした。
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胴体下部には「AZ208mm 2連装ショックカノン」を装備。従来モデルからデザイン丸々変更されており、スマートで機関銃のような形になりました。ロール軸があり上下左右に向きを変えられます。
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銃身をスライドさせてマズルを出すことが出来ます。
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尻尾には「AZ108mmハイデンシティビームガン」を装備。ギミックはなく構造も大きくは変化していませんが塗分けが細かくシャープになりました。
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背部に搭載している「イオンターボブースター」。こちらもアレンジが加えられて大型になっています。左右個々に可動軸があり上下に動かせて内側に倒せます。
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下部にウイングがあり、展開すると連動してカバーが開いてブースター展開、ノズルが延長します。
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ブースターそのものが上に展開するギミックがあります。中にはシリンダーがありアームの動きに合わせて伸縮します。
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後部にブースターが追加されており、ノズルが延長(手動で)します。
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胴体中央下部に「ダウンフォーススタビライザー」を装備。胴体から基部が伸びて展開する方式から外付け仕様に。このウイングが滅茶苦茶外れやすくて唯一のストレスと言ってもいいぐらいです。
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ウイングが3枚に増設され、可動軸が設けられています。
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アーマー装着で大きくなりましたが可動域が損なわれることはなく、素体の時と遜色ない動きが出来ます。
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台座を使えば躍動感あるポーズを取らせることが出来ます。
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上手く再現出来ておりませんが。アニメ スラッシュゼロでのストライクレーザークローを放つシーンを再現させられます。可動域が広いので捻りを加えて脚を上げる事が出来ます。
・おまけ
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コトブキヤ版と比較。スマートでシャープなアレンジの効いたコトブキヤ版、シルエットが大きくなりマッシブになったBS版といった感じ。
以上、超合金ライガーゼロのレビューでした。ダイキャストが使用されたモデルで四足歩行のゾイドがどう動かせるか気になっていましたが、胴体と脚部を直結せずに可動軸を挟んだことにより快適なポージングを可能にしています。首、胴体を多節構造にして生物感を出すだけでなく、しなやかで反れる関節を実現させています。
唯一の不満点は下部に取り付けるダウンフォーススタビライザー。取り付けづらく外れやすい仕様で、ポーズ取らせるたびに外れるのでストレスが溜まります。可動軸付いていますがここに必要だったのかと疑問が湧きます。他と同様にピン軸接続で良かったと思います。
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不満も書きましたが、メタルビルドのように関節が固くて動かしづらく、擦れが怖いということがないので非常に遊びやすい仕様になっています。鑑賞するのも良いですが適度に動かしたくなる、ハイクオリティゾイドです。
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