AZ-05 セイバータイガー ZOIDS 40th ANNIVERSARY レビュー

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ゾイド

こんにちはアルコンです。今回はタカラトミーより発売された「AZ-05 セイバータイガー」のレビューです。発売日は2024年7月27日 メーカー希望小売価格:12,100円(税込)。

モーター動力のムービングキット。動作には単四電池2本が必要ですが付属していません。

付属品は1/72スケールのレイヴン、シャドー、威嚇顔用パーツです。

今回のセイバータイガーはアニメ劇中再現ということでレイヴンのフィギュアが付属。精密ではありませんが髪型と服装の造形で判別出来ます。

オーガノイドのシャドー。アニメ放映時に付属されていたものは軟質の彩色済みフィギュアでしたが、今回はプラ素材の組立式になりました。

色分けはないですが組立式の恩恵で首、腕、脚が動かせます。ただデザインが丸っこく、首が短いので劇中よりずんぐりした感じになっています。

付属シール。レイヴンのエンブレムがあります。

他のAZと同じ形状のディスプレイスタンドが付属。カラーがレッドブラウンになっています。

台座裏に組立に使ったレンチを付けておくことがで出来ます。

セイバータイガーのモーターユニット。大まかな形状は他AZと同じですがギミックの違いで細部が異なり、機体色に合わせてクリアーブラウンになっています。

装甲を付ける前の「素体」状態です。

間違えて下顎のパーツ付けたままでした。こちらの外した状態が正しい姿。

電池BOXは後部下側。スイッチは尻尾の下にあります。

MPZ-02をベースにレイヴン仕様となって甦ったセイバータイガー。パーツの構造やギミックに変更点はありませんが、元のMPZより成型色の明度が上がっており、脚部の一部が青くなっています。

装甲を取り付けてボリュームアップしてもセイバータイガーのスマートさは失われておりません。

やや縦長ですが凛々しい顔です。

キャノピーは上に引いて開閉する方式。

発光ギミックの関係でコックピットはクリアーグリーン。座席のディテールは最小限です。

頭頂部と鼻のパーツを差し替えて威嚇顔にすることが可能。歯茎が見えるようになっており、正面から見たときの迫力、圧が凄いです。

脚部は外装以外はライガーと共通。一部シルバーで彩色済みです。レイヴン仕様の青い装甲は成型色で再現され、アニメに近いと思います。

AEZ20mmビームガンは上下に可動。

対ゾイド30mm2連装ビーム砲、地対地ミサイルポッド、複合センサーユニットを装備。

上下に可動しミサイルポッド、センサーも動かせます。

尻尾にはTEZ20mmリニアレーザーガンを装備。こちらも上下に向きを変えられます。

武装を対ゾイド30mm2連装ビーム砲、地対地ミサイルポッドのみにすることでレイヴン仕様を再現出来ます。

センサーユニットを取り外すと切断されたケーブルが残ります。これは成型エラーとかではなくMPZからある仕様。本キットの数少ないガッカリポイントです。

台座にセットすることで電動ギミックをその場で楽しむことが出来ます。

スイッチONで歩行動作と目、ゾイドコアが発光します。部屋を少し暗くして撮影しました。

目はクリアーパーツを二つ挟んでいますが力強い発光です。

ゾイドコアの発光も明るくて綺麗ですが、パーツが多くついており可動もしているので見づらくはあります。

以前レビューしたブレードライガーやムラサメライガーのような武装ギミックはありませんが、歩行モーションを堪能出来ます。

爪の先を床に擦りながらの歩行がいいです。口が開閉しないのですが、仕様なのか組立ミスかは不明。小一時間組立を繰り返した結果仕様ということにしました。

以上、AZ-05 セイバータイガーのレビューでした。基本構造はMPZ-02のままですが、成型色でレイヴン仕様を再現ておりエンブレムシール、シャドーが付属するので満足度が高いアイテムになっています。
残念なポイントもいくつかあり以下個人的に気になった所。
・シャドーのフィギュアのクオリティ。首が短すぎてずんぐりしている。
・複合センサーユニット部分のケーブル

シャドーに関しては個人の感想ですが、センサーユニットを外した後のケーブルはいかがなものか。MPZから流用しているのでしょうがないのですが、ブレードライガーの時は材質を変えて尻尾の変更を行ったのだからここも修正するべきだと思いました。
細かい不満も書きましたが造形、電動ギミック両方のクオリティが高いのは間違いありません。40周年に相応しいキットです。

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