HMM033　EZ-049　バーサークフューラー　リパッケージＶer　レビュー

こんにちは、アルコンです。今回はHMM033　EZ‐049　バーサークフューラーのレビューです。

こちらでシュトゥルムテュランのレビューもしています。

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本体

ティラノサウルス型ということで、後脚が逞しいです。全体のバランスは整っていますが若干大きすぎるかなという印象。

各部エッジはシャープになっており、カッコよさを引き立てています。正面からと側面からでは大分印象が異なります。

「バーサークユニット」を装備。これが基本の状態です。やはりゾイドは背中にデカい武器載せてナンボですたぶん。

素体

ライガーゼロ同様、「CAS（チェンジングアーマーシステム）」を有しており、「素体」という装備を全て取り払った状態。この姿もバーサークフューラーであるため各部ディテールが細かいです。尻尾の外装も外すのが正しいと思うのですが、取説では付けた状態だったのでそのままにしています。

武装はありませんが、運動性能が向上しゾイド本来の闘争心を呼び覚まします。この状態での咆哮もカッコイイです。

付属のデカールです。

頭部

ハッチはアーマーと素体とで分かれています。

下顎が大きく開きます。牙のエッジが鋭く迫力あります。

口内に荷電粒子砲を装備。砲身は顎の可動の邪魔にならないよう格納出来ます。

頭部はボールジョイントで繋がっており自由に動かせます。が、このボールジョイントの軸が細く、強めに動かすとポッキリ折れます。

首が引き出し式になっており、可動域が大幅アップ。

上下左右に大きく動かせるようになり、違う表情を出せます。

胴体

捻り等の可動域は一切ありません。しかし首関節の可動域によりポーズを取らせるのには困りません。

ゾイドコアは胸部に格納。台座は小さめ。

尻尾は４ブロック構成。各部に関節軸があり、キツめなのでへたれたりすることなくウネウネと動かせます。

フューラーも尻尾に放熱システムがあります。ジェノザウラーから（プラモ的に）進化した部分で、上下のフィンが外装付けたまま連動して動くようになっています。

HMMオリジナルとして先端にバスタークローを装備しています。実際に挟めます。

腕部

肘が曲がり、前腕で捻ることが出来ます。

軸は前後に動かせますが、上下は不可。

3本の爪は独立して動かせます。

脚部

マッシブな造りで、安定感高いです。

前側には非可動ですがシリンダーの造形があります。

爪は一体型で独立可動しませんが、根元の軸で角度が付けられます。

後ろにはバーニアスラスターがあり、上下のフィンを動かして露出させます。両サイドには荷電粒子砲発射時に使うアンカーを装備。

脚部にも引き出し式の関節が採用されており、広げてポーズが取れるようになっています。広げるとシリンダーが見えます。

前後斜めにと動かせます。

関節が2軸あるので、ここまで伸ばせます。長さ倍に出来ますが、格好悪さも比例して上がります。

バーサークユニット

背部に装備。「イオンブースーパック」と「ハイマニューバスラスター」、「バスタークロー」で構成されています。

クロー用のアームは折りたたんでおり、出すと縦横無尽に広げられます。しかし各部の軸がかなり固めで角度調整はゆっくりやらないとパーツが痛みます。クローはポリキャップ接続なので、いづれヘタレるかなと思います。

バスタークローは根元に軸があり、刃の広げ方を変えられます。

Eシールド展開も再現出来ます。

イオンブースターは上下に開いて展開。

ポーズ

後脚は傾斜をつけても抜群の安定感です。

尻尾のスイングも綺麗に決まります。

フライングベースを使えばよりダイナミックなポーズが出来ます。

荷電粒子砲の発射態勢は一直線で再現出来ます。

ジェノザウラーと比較。CASという新たなコンセプトにより、受け継いだ部分もありつつマッシブな姿になりました。

感想

「CAS」という設定により、外装はポロリがなく可動の邪魔になることもありません。「素体」というフレーム状態があるので、可動域がしっかり作りこまれています。

気になる点としては頭部の軸、バスタークローの軸、脚部クリアーパーツのポロリ、眼が暗い、と言ったところでしょうか。ゆっくり動かさないと、負荷が掛かりパーツが痛みます。

CASのお陰もあって、完成度の高いく組み立てやすさも向上したHMMです。

以上、バーサークフューラーのレビューでした。

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