HMM001 RZ-007 シールドライガー マーキングプラスVer.レビュー

ゾイド

こんにちはアルコンです。今回は「HMM0 RZ-007 シールドライガー マーキングプラスVer.」のレビューです。

本体

このキットはHMM第一弾のシールドライガーの成型色を変更したものになります。カラーリングが無印アニメ時代に発売されたもののようになり外装のブルーは濃く鮮やかなものになり、本体はブラックとグレーのツートンカラーになっております。バトルストーリーでは西方大陸戦争時にカラーリング変更と近代化改修が行われた、ということになっています。

パッケージ、カラーリング、デカールの追加はあるものの、キットの構造自体には変更点ございません。

追加のデカール。形式番号がRPZ-02からRZ-007になっています。さらにマスターピース版のライガーのマーキングも追加されているようです。(私がMP版を所持しておりませんので比較出来ず、申し訳ございません)。

クリアーオレンジのキャノピーに加え、無色クリアーも付属しています。

パイロットとゾイドコア。パイロットは組立式です

きちんと伸び縮みするスプリング。伸縮要素は活かさず、あくまでディテールアップ用で使用します。

可動

リベットやスリット等、ディテールが非常に細かいです。

頭部はボールジョイント接続でグリグリ動かせます。とはとは言っても頭と首のパーツが繋がっていますので45度が限界。

コックピットは座席、コンソールパネルまで細かいディテールで作られています。色分けはされていません。

首は上下左右に振れますが範囲は狭め。表情を付けるときは胴体と合わせてポージングさせるようにしております。

下顎が大きく開閉。咆哮、噛みつき等のポーズには困りません。牙のエッジが非常にシャープです。

名前の由来である「Eシールド」展開状態を再現出来ます。上下のフィンは90度になるまで動かせます。

ツートンカラーの胴体。上下左右にほんの僅か動かせますが、関節はないのでほぼ動かせないです。

背部には格納式の武器を内蔵。カバーを上げます。

内部には「AMD2連装20mmビーム砲」を格納。砲身と基部が別パーツなので色分けされています。

側面には展開式のミサイルポッドを装備。90度倒して展開させられます。

中のシリンダーは展開に合わせて動く仕様。但し90度開くとすっぽ抜けやすいのが難点。

下部にはフライングベース対応の3mm穴があります。

後部のパイプのようなパーツは脚部の可動に合わせて動くようになっています。

尻尾はピン軸のパーツを3つ連結させる仕様。

回転させることで表情が付けられます。但し根元は固定、あくまでピン軸なのでカーブさせるまでは出来ません。

尻尾先端には「対ゾイド30mm2連装ビーム」を搭載。色分けはされておらず黒一色です。

こちらは前脚。真っすぐ伸ばすことが出来ます。シリンダー伸縮ギミックはありません。

後脚。こちらも曲げ伸ばしの範囲が広いです。

爪は4本独立しており上下に動かせます(左右には開きません)。爪の上にある凸型のパーツがすぐ外れるので注意。ホント直ぐ外れるので接着剤推奨です。

脚部の取付軸は可動するようになっています。

トミー版ではディテールだった側面のフィン、「インタークーラー」が引き出し式で動きます。

脚部取り付け軸は少し可動域するようになっているので八の字に開くことも出来ます。

脚部可動域が広いので体を深く落とした状態にすることも出来ます。

ポーズ

胴は動かせないのですが脚部の可動域がその辺りをカバー、忍び寄るように足を立てたポーズや臨戦態勢にすることも出来ますので不自由は感じません。

フライングベースを使用すれば疾走感ある走行やダイナミックなポーズが取れます。公式ではフライングベース・ネオを推奨しております。

ライバル、セイバータイガーと。パッケージにも描かれている激闘が塗装しなくても再現出来るようになりました!

以上、シールドライガー マーキングプラスver.のレビューでした。デカール追加されての再販もありがたいのですが、成型色を1999年に展開された第2期仕様になったのが、リアルタイムでアニメを見て玩具を買ってもらった身としては懐かしく感慨深いキットです。バトルストーリーでは第二次大陸間戦争時のカラーリング、塗装しなくてもいいと言える成型色です。ただキットは2006年に発売されたものそのままなので合わせ目が目立つ、パーツが外れやすい等最近のプラモデルにしては気になる箇所がちらほら。可動する部位はしっかりしているので気になる所は接着がおすすめです。

ゾイド
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