HMM W002 ファングタイガー レビュー

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ゾイド

こんにちはアルコンです。今回はゾイドワイルドシリーズ第2弾、HMM ファングタイガーのレビューです。

付属品

付属品一番の目玉、ファングタイガーの相棒でシュプリーム団のリーダー、ベーコンのフィギュアです。前回のアラシ同様、全身の細かい塗分けや服のシワまで小さいながらも非常にクオリティの高いフィギュアです。

アフロのもこもこ感も再現されています。

頭部を差し替えてワイルドブラスト状態の再現も出来ます。口の中のピンクもきちんと塗られています。

デカールは水転写式。シュプリーム団のロゴとエンブレムが付いてきます。

小型のゾイドコア、ワイルドライガーと同じ炎エフェクト、ファングタイガー用のゾイドキー(クリア、イエローの2種)が付属。

外装に取り付けられる3mm径軸ジョイントが4つ付属。

余剰パーツにワイルドライガーの足裏と牙、クローとゾイドキーが出ます。

骨格形態

サーベルタイガー種であるファングタイガーの骨格。パーツの8割はワイルドライガーと同じ物が使われています。オリジナルのタカラトミー版ではブラックだったボディはグレーになっています。関節キャップはクリアグリーン。

ライガーとタイガーの比較

首、胴体、脚部の関節構造は全く同じ。配色以外にも各所に細かい違いが見られます。

サーベルタイガーの特徴である2本の長い牙は新規造形。設定では「ボルトシックル」という名が付いています。

胸部下には「除電器砲」を装備。

ゾイドコアの台座も兼ねています。

爪の形状が前後で異なっており前脚は鋭くシャープ、後脚は角ばっています。

ワイルドライガーと同様にシャープながらも強度の上がった関節により野性味あるポージングが取れます。

完全形態

外装を取り付けてファングタイガーの復元完了です。外装のイエローは混じりけのない、3原色に近い色あいです。背中の「ツインドファング」はアニメに合わせてパープルになっています。

外装各部のディテールは元デザインをシャープにし、メリハリの効いたアレンジが施されています。

耳が前後に動かすことが出来、前に出すと大分印象が変わります。

背部にはツインドファングとジェネレーターを格納する外装、「パンテラアーマー」があります。綺麗な曲面で成型されています。

後部には放熱ユニットを搭載。左右のフィンは曲げることが出来ますが、基部は固定されており左右の連結部分は本体に干渉して大きくは動かせません。

尻尾先端には「サンダーテイル」というユニットを被せます。

背部に「ツインドファング」を装備。常時はパンテラアーマー内に格納されています。

細かいディテールが追加されており、タカラトミー版からアレンジされています。

ポーズ

外装が干渉することはないので、曲げて伸ばして捻ってとゾイドワイルド規格のしなやかなポーズが取れます。

本能解放

外装各部を動かして再現することが出来ます。

前、後脚の外装を下げます。後脚には冷却フィンが付いており、ここの可動はコトブキヤオリジナルです。

左眼を回して3mm穴を出して炎エフェクトを取り付けます。

背部のパンテラアーマーを開きます。内側にも細かいディテールがあります。

開いたアーマーを伸ばします。ここの可動もコトブキヤアレンジ。

ツインドファングの間にある「エレキジェネレーター」を前に可動させます。

ツインドファングを前に倒します。

オリジナルギミックとして根元と先端側の節が伸縮します。

基部が前に展開させられます。こちらもHMMオリジナルギミックでワイルドライガーにも搭載されています。

ゾイドキーを挿し、頭部を差し替えてベーコンを乗せて本能解放、ワイルドブラスト状態の再現が出来ます。

ワイルドシリーズ第1弾のワイルドライガー(塗装済み)と。

以上、ファングタイガーのレビューでした。骨格はワイルドライガーと共有なので完成度の高い物が使用されています。機体各所のデイテールアレンジや細かさもさることながら、成型色でのカラーリング再現が非常によい仕上がりです。悪い所をあげるなら外装の一部が外れやすくなっている点。後脚の放熱フィンが結構外れます。他にポロポロ落ちるような箇所がないだけに残念です(接着剤でくっ付けてしまえばいいだけですが)。総じてデイテール、可動域、ベーコンのフィギュアと全体のクオリティは非常に高いキットでありながら製作難度は高くないので、ワイルドシリーズは好きだけどHMMは難しそう、と言った方にもお勧めのプラモデルです。

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