HMM008 モルガ レビュー

ゾイド

今回はHMM008 EMZ-15 モルガ&モルガ・キャリーユニット装着型のレビューです。

全体(モルガ)

昆虫型ゾイド「モルガ」です。 HMMでは初期のキットですが中々の完成度です。特に裏側は昆虫が苦手な方はプラモと言えどこの緻密さではアウトではないでしょうか。全体の配色に対して関節キャップが明るすぎかなと思いました。共和国と共通の形状なのは大人の事情という事で。

ボールジョイントを活かして、くねらせています。

付属のデカールです。

頭部

頭部には4門のグレネードランチャーを装備。顎にはレーザーカッターを装備。

装甲を持ち上げるとコックピットが露出します。

帝国軍共通のコックピット。脱出ポッドの機能も有しており、バーニアの造形もあります。

本体への取付は差し込むだけで出来ます。

車輪

HMMオリジナルとして車輪の展開ギミックがあります。設定ではターンやブレーキ、キャノリーユニット時の安定器として機能するそうです。

キャノリーユニット

このキットはモルガとキャリーユニット装着型(以下キャリー)は付け替えではなく、2体分製作出来るランナーが入っています。

モルガに120mmグラインドキャノンを装備した「モルガ(キャノリーユニット装着型)」です。

車輪を展開した砲撃状態です。

頭部の武装は20mmガトリング砲に変更。

尻尾は砲撃仕様に合わせて3Dレーダーアンテナに変更。

ギミックがついておりマカジンの着脱と、後部を引くことで砲撃時の排莢が再現出来ます。

キャノリーユニットはノーマルモルガにも取り付けられますし、頭部、尻尾の武装も自由に変更出来ます。ゾイドらしいカスタマイズを少し味わえます。ただ、キャノリーユニットに少し注意点が。

キャノリーと、グレーのアームの接続点(キャノリーにある半月型の穴)です。アームはヘタレないように少し硬めの関節ですが、前後に動かすとキャノリー側の穴の保持力がついていけず取れます。穴の周りが少し白いのが分かりますでしょうか。柔らかい材質の為、繰り返しているとその内ガバガバになると思われます。ゆっくり動かすか、いっその事接着するのが良いと思います。

大きさ比較

大きさは約17cm。同シリーズの「カノントータス」と。小型ゾイド同士、スケール感はきちんと統一されております。

HGシリーズガンプラ「ガンキャノン」との比較です。

キャノリーユニットに変更して。

一度はやってみたくなる胴の延長です。それ以上の意味はないです(;´∀`)

最後はツーショットで。製作は本当に簡単で、早い方なら2体に2時間掛からないんじゃないかという程です。ポイントはやはり2体作れるという事でしょうか。ただランナーは少なく、お値段もガンプラのMGサイズが買えるので、お得かといわれると微妙です(笑) しかしゾイドファンの方を裏切らないクオリティであるのは間違いないです!この後ですが、気になる箇所に絞ってヤスリ掛けし、塗装しようと思います。間に他のプラモの記事を上げるかと思います。という訳で、モルガは一旦ここまで。ありがとうございました。

塗装ウェザリングしてみました。

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